INTERVIEW

RYUTist『柳都芸妓』 PENGUIN DISCからの初リリース、芳醇な音楽性と地元愛に溢れたサード・アルバムを語る

【ZOKKON -candy floss pop suite-】 第68回 Pt.1

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  • 2017.07.27
左から、五十嵐夢羽[むぅたん 2001年1月5日生(16歳)]、宇野友恵[ともちぃ 99年4月1日生 (18歳)]、横山実郁[みくちゃん 2001年11月24日生(15歳)]、佐藤乃々子[のんの 95年11月24日生(21歳)リーダー]

地元愛に溢れた新作でPENGUIN DISCからデビュー!

 オールドタイミーなポップスをモチーフとした、清純で楽しく、人懐っこい楽曲――新潟を拠点にしながら日本中にそのチャームを広めつつある、新潟生まれ、新潟育ちの4人組、RYUTist。昨年4月から横山実郁を加えた現体制となり、その夏にセカンド・アルバム『日本海夕日ライン』をリリース。それに前後して、音楽ライターの南波一海がタワレコ内に設立したレーベル=PENGUIN DISCへの参加がアナウンスされ……と話題を振りまきつつ、元気に成長中だっ!

佐藤乃々子「最近の曲では、ダンスのなかでいままでやったことないような動き……たとえば女性らしいしなやかで柔らかい動きを採り入れたりして、そういったものがすごく刺激になってますし、踊っていて楽しいですね」

横山実郁「ヴォーカルのレッスンもいままでよりたくさんさせていただけるようになって、表現の仕方もですけど、よく響かせる声の出し方とかを教わったり、歌もダンスもレヴェルアップできたものをお聴かせできてるんじゃないかなって思います」

宇野友恵「ライヴではずっとMCが課題で、あまりしゃべれなかったんですけど、最近は少しずつ自分たちの色を出せるようなMCができるようになってきたかなって思いますし、とにかくメンバーとよく話すようになりましたね」

五十嵐夢羽「みんなで集まることが多くなったので、ダンスの細かい部分まで詰めたりとか、個人だけじゃなく全体的なパフォーマンスへの意識も高まっているので、この一年でまたパワーアップしてますよ!」

RYUTist 柳都芸妓 PENGUIN DISC(2017)

 と、頼もしい発言もいただいたところで、PENGUIN DISCでは初のリリースとなる約1年ぶりのニュー・アルバム『柳都芸妓』をご紹介! 〈柳都〉とはRYUTistのホームタウン=新潟市古町の別称で、堀端の柳の下を芸妓が通るいにしえの美しい風景に由来するもの。収録曲はいずれも、前作『日本海夕日ライン』以上に地元レペゼンな内容で。

乃々子「ひとつひとつ雰囲気が違う、いろんな曲を歌わせていただいてるのがすごく嬉しいなって思います」

実郁「懐かしいって言われるようなディスコっぽい曲もあるんですけど、普段そういう曲を耳にすることがなかったので、ここで初めて聴いてイイな!って思いました」

夢羽「タイトルだけを聞くと〈和〉なイメージをされる方も多いと思うんですけど、それ以上に爽やかというか、RYUTistのカワイイところも元気なところも入った曲がたくさんあるかな」

友恵「聴き終わった後の感じがすごく爽やかな感じだよね」

夢羽「私がいちばん好きなのは“NEO古町小唄”。〈ちんとんしゃん〉とか〈もういっちょ〉とか楽しいフレーズが出てくるので、元気でおもしろい感じのRYUTistが聴けると思います」

友恵「私は、ムッシュレモン(カメラ=万年筆の佐藤望)さんに書いていただいた“夢見る花小路”。歌詞がすごくおもしろいんです。古町には東堀と西堀っていう2つの大きな通りがあって、そのあいだに小さい小路がいっぱいあるんです。その小路さんの名前をひとつひとつ言っていくんですけど、私も知らなかった小路さんもあったので、この曲で覚えました」

実郁「私は“古町ブギウギ通り”です。スウィングしてる楽しい曲なんですけど、曲を作ってくださったTHE MANDUMS(新潟を拠点とするバンド)のバルカン坂爪さんも歌ってくださって、そこもすごくカッコイイんです。レコーディングも楽しかった!」

乃々子「“想い出はプロローグ”。カンバスの小川タカシさんがアレンジしてくださった曲です。後半のコーラスで英語の歌詞が出てくるので、発音とか何度も練習したんですけど、みんな合わさった声を聴くとふわーっと広がってて、すごくおもしろいなって思いました。今回のアルバムではコーラスとかハモリをたくさんさせていただいたので、いつかアカペラで歌ってみたいなっていう曲もたくさんあります。できたらカッコイイだろうな~」

 そのほかにも、愛らしいハーモニーを聴かせるレトロ調のギター・ポップ“サンディー”、バルカン坂爪が書き下ろしたフィリー・ソウル風味の“涙のイエスタデイ”、「すごく泣けちゃう」(夢羽)というセンチメンタル、だけど爽やかなラスト・ナンバー“口笛拭いて”など聴きどころ満載、自信を持ってお届けできる全10曲。7月30日には結成6周年記念ライヴ〈RYUTist HOME LIVE~6th Aniversary Live~〉も控えるRYUTistですが、7年目もこの先も〈期待〉しかありません!

夢羽「素敵な作品が出来上がっただけに、歌の表現力をもっともっと上げていきたいですね。音程が正確だっていうことだけじゃなく、メロディーに思いが乗った歌声を届けられるように!」

友恵「ダンスの面では、格好良さに加えて女性らしい魅力も出していきたいです。いろんなアイドルさんやダンサーさんのダンス動画を見たりして、日々研究中です」

実郁「去年は初めてのことばかりで無我夢中にやってきた一年だったんですけど、これからは初めてじゃなくても集中力と良い意味の緊張感を保って、見えてきた課題をひとつひとつクリアしていけたらいいなって思っています」

乃々子「壁に当たっても自分だけで黙々と挑むのではなくて、みんなで共有しながら、RYUTistとしてイイものを生み出して行けたらなと思います!」

RYUTistのシングルを一部紹介。

 

RYUTistのアルバム。

 

『柳都芸妓』に参加したアーティストの関連作を一部紹介。