8月の来日公演も最高だったホラーズが古巣XLを離れ、3年ぶりのアルバムを完成。ポール・エプワースの指揮のもと、ナイン・インチ・ネイルズを思わせるバリバリと歪んだ電子音やマシーナリーなビートを敷き詰めていて、その手触りはどこまでも刺激的かつキャッチーだ。特に、ダンサブルな打ち込みと人力サウンドが融合したラスト・チューンは、まぎれもなくバンドの新境地。USでのブレイクも時間の問題か?