〈都会〉をテーマに掲げたセカンド・アルバム。時に甘く、時にひんやりとした、思わず浸りたくなる絶妙な味わいのドリーム・ポップが全17曲を通して鳴っていて、コケティッシュに舞う女性ヴォーカルもいい塩梅の哀愁を放つ。“Echo Park”の声の張り方なんて、淡く煌めくギターの音と相性抜群! 浮遊感たっぷりでダビーに聴かせる“アフターダーク”もたまらない。今の〈東京〉に新しい色を付けてくれる一枚。