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宇多田ヒカルや平井堅が愛したR&B界重鎮シンガー、ジョーがBillboard Liveにカムバック!

宇多田ヒカルや平井堅が愛したR&B界重鎮シンガー、ジョーがBillboard Liveにカムバック!

シンガー・ソングライター/プロデューサー、ジョーが今年もBillboard Liveにやってくる! 3月4日(日)、6日(火)に東京で、5日(月)に大阪で来日公演を行う。“All The Things”や“I Wanna Know”といったヒット曲を多数持つヴェテラン・シンガーの円熟したパフォーマンスを、今年もラグジュアリーな空間でじっくり堪能したい。

R・ケリーと共にアーロン・ホールのフォロワーとも言われるジョーは、スムースでスウィート、そしてセクシーな歌唱を持ち味にオーセンティックなR&Bスタイルを貫きながら、アルバムごとに時流とニーズを採り入れ、自身の最新モードを更新してきた。宇多田ヒカルや平井堅がファンを公言するなど、日本でも高い人気を誇る不動の人気を誇る音楽家の足取りを、公演を前に振り返ってみよう。

2016年作『#Mynameisjoethomas』収録曲“Lean Into It”
 

ジョーことジョー・トーマス・ルイスは、73年に米南部のジョージア州カスバートで生まれた。聖職者の両親の影響でゴスペルと出会い、聖歌隊で歌うことを学んだ。高校を卒業した後はニュージャージーのレコード・ショップで働きながら音楽活動を続けるなか、近年はレディー・ガガを見初めたことでも知られるトップ・プロデューサー、ヴィンセント・ハーバートの目に留まり、マーキュリー・レコードとサインすることとなる。そして93年、自身が20歳のときに『Everything』でアルバム・デビューした。

同作ではほぼ全曲のプロデュースを務め、音楽家/歌手としての非凡な才能を発揮しながら、当時の時流を汲んだニュー・ジャック・スウィングなダンス・サウンドを作り上げた。90年代屈指のR&B名作だという声も多くあるように、今もなお高い評価をされている意義深いデビュー作だ。

『Everything』収録曲“All Or Nothing”
 

しかし、セールス的に成功したのは、97年にリリースしたセカンド・アルバム『All That I Am』だった。その前年にコメディー映画「Don't Be a Menace(邦題:ポップ・ガン)」のサントラにも収録された“All The Things”が大ヒット全米最高11位を記録)したことで、アルバムは大きく注目を集めることに。方向性の違いからレーベルをマーキュリーからジャイヴ(JIVE)に移して発表された同作は、ジョーの名と極上のシルキー・ヴォイスを世界的に知らしめるのに十分な成果を果たしたのだった。

All That I Am』収録曲“All The Things”
 

テディ―・ライリーやティム&ボブ、チェンジのメンバーだったティミー・アレンらがプロデュースで参加した、2000年の3作目『My Name Is Joe』では、300万枚以上をセールスし、ゴールド・ディスクを獲得。とうとうグラミーにも計4部門でノミネートされ、アルバムはその名のとおりジョーの代名詞的な作品となった。

ちなみに、同年にジョーは初の来日公演を果たしているが、アンコールで〈好きな曲なんだ〉と宇多田ヒカルの“First Love”を歌い、プライヴェートで観に来ていた宇多田とコラボをしたという情報も(その直後に宇多田のラジオにも出演)。また、4作目『Better Days』(2001年)リリースのタイミングで再来日した際には、平井堅とも“I Wanna Know”をデュエットを披露している。

『My Name Is Joe』収録曲“I Wanna Know”
 

そして、名実ともにスターとなったジョーは、ダラス・オースティンの実体験をもとに制作された映画「ドラムライン」(2002年)に、ジェイダキスをフィーチャーした楽曲“I Want A Girl Like You”を提供。さらにアンジー・ストーンとのデュエット“More Than A Woman”で再びグラミー賞にノミネートされている。以降デビュー20周年を迎えた2010年代に入っても、2年に一枚程度のコンスタントな作品リリースで多作家ぶりを発揮しているが、その多くの作品でしっかりチャート上位をキープしている。

『My Name Is Joe Thomas』の続編とも言える、現段階の最新アルバム『#Mynameisjoethomas』(2016年)では、いち早く公開していたアデル“Hello”のカヴァーや、グッチ・メインをフィーチャーしたトラップ調曲にオーティス・レディングの引用まで、ヴァラエティーに富んだ内容。大御所の風格漂わせながら現行モードも巧みに取り込み、自身のフルネームを冠した自身漲る傑作となった。

ジェイダキスとの“I Want A Girl Like You”
 

現在も毎年のように来日していることからも、日本での絶大な人気がわかるジョーだが、その歌声と同様にジェントルでサーヴィス精神溢れるふるまいも人気の秘密。今回も数々の名曲のほかに、かつての“First Love”のようにいまお気に入りのあの曲が特別に演奏されるかも?

2017年のライヴ映像

 


Live Information
ジョー

2018年3月4日(日) Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場15:30/開演16:30
2ndステージ 開場18:30/開演19:30
サービスエリア 14,800円/カジュアルエリア 13,300円
★詳細はこちら

2018年3月5日(月) Billboard Live OSAKA
1stステージ 開場17:30/開演18:30
2ndステージ 開場20:30/開演21:30
サービスエリア 15,000円/カジュアルエリア 14,000円
★詳細はこちら

2018年3月6日(火)Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場17:30/開演18:30
2ndステージ 開場20:30/開演21:30
サービスエリア 12,000円/カジュアルエリア 11,000円
★詳細はこちら

●来日予定メンバー
ジョー(ヴォーカル)
ジャスモン・チャマール・ジョイナー(キーボード)
デイヴィッド・S・ブラウン・Jr(キーボード)
ヒロノブ“カッパ”タナベ(ギター)
アンソニー・タート・ネンハード(ベース)
ウィリー・パーカー・Jr(ドラムス)

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