日本のオルタナ・シーンを代表する重鎮バンドの実に13年ぶりとなる新作は、衰えるどころかますます過激さを増した取扱注意の強力な作品。極太なリフと痙攣するファズ・ギターがやがて分厚いノイズの壁となり、ジワジワと圧を高めていく序盤3曲の流れで1度目の昇天。さらには、12分に及ぶサイケデリック・ジャムから突如パンキッシュに暴走し、最後はふたたびの重低音で2度目の昇天。耳鳴り覚悟で爆音推奨!