Mikikiで特集中の〈GREENROOM FESTIVAL '18〉が、いよいよ来週末5月26日(土)、27日(日)に横浜・赤レンガ倉庫で開催されます。特集の第1回、第2回ではヘッドライナーを務めるレジェンド2組――ジミー・クリフとサブライム・ウィズ・ロームをフィーチャーし、今彼らを観るべき理由を解説しました。最終回となる今回は、本フェスの特徴や魅力に触れつつ、今年のラインナップや観どころをさくっとお伝えします。また、2ページ目では、8組の出演者が本フェスに関する3つの質問に回答。これらをチェックしながら開催を楽しみに待ちましょう!
★第1回:ジミー・クリフ、70歳迎えた生ける伝説が愛され続ける理由とは?
★第2回:サブライム・ウィズ・ローム、来日―スカ・パンクだけじゃない! 前身バンドへの深い愛情&真に自由なサウンドを聴け
筆者も何度か足を運んでいる〈GREENROOM〉。その大きな魅力として挙げられるのが開催時期とロケーションです。近年は、真夏と梅雨を目前に控えた一年で一番過ごしやすい5月最後の土日に行なうのがお馴染み。この時期は雨が降りにくく暑すぎないので、もちろん今年どうなるかわかりませんが、潮風を浴びながら野外ライヴをゆったりと堪能できます。

同時期には〈森、道、市場〉や〈ARABAKI ROCK FEST〉などもありますが、〈GREENROOM〉は日本大通りや馬車道など最寄の駅からも徒歩10分と近い、都市型フェス。気候も相まって手ぶらでもいいくらいの気軽さがあるので、いわゆる夏フェス的なアウトドアが苦手な人にも敷居が低いです。また、ビーチへの愛からスタートしているフェスなこともあり、例えばファッションも〈コーチェラ〉など海外のフェスのような、ラフなオシャレを楽しめるのも魅力。

また、〈GREENROOM〉は音楽だけじゃないんです。会場では映画の上映や、国内外の美術家によるエキシビジョン、内山里名さんや野沢和香さんなどが登場するヨガのワークショップまで体験できる、総合的なカルチャー・フェスなんです。本邦未公開モノも含む映画は自然やビーチに関するものを中心に、今年は2日間で9作品がセレクトされていますが、日差しや音楽にちょっと疲れた時に観に行くのもいいですし、シーブリーズを感じながら大所帯でやるヨガも、このレイドバック・ムードに誘われてぜひトライしたいところです。


でもやっぱり一番気になるのは、アクトのラインナップでしょう。年々スケールアップしながら進化している〈GREENROOM〉は、サーフ・ミュージックやビーチ・カルチャーを軸とした本来のカラーを大切にしながらも、よりジャンルレスで多彩なラインナップとなっています。そんななかひとつ注目したいのが、小袋成彬、水曜日のカンパネラ、Nulbarich、WONK、King Gnu、KANDYTOWN、D.A.N.など、今もっとも旬な若手陣が大集結しているところ。海外勢もLA発の超絶デュオ、ノウワーやベイブ・レインボー、ヒョゴといった音楽ファンの心をくすぐる期待のニューカマーを押さえているのもニクイです。
ヴェテラン勢ではTHE King ALL STARS、スガ シカオ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、UA、サンボマスター、在日ファンク、EGO-WRAPPIN’、SOIL&“PIMP”SESSIONSといった、最高のグルーヴを届けてくれそうなヘッドライナー級がバシバシ登場。ジミー・クリフとサブライム・ウィズ・ロームの二大レジェンド・オブ・レジェンド/全方位型のポップ・スターが観逃せない理由はこちらの特集記事で確認していただくとして、ほか海外勢ではヴィンテージ・トラブル、4月にアルバムもリリースしたカイトのフロントマン、ニック・ムーンなどがオンステージ。〈GREENROOM〉の守備範囲の広さがうかがえるラインナップです。

昨年から導入された無料ステージ〈RED BRICK〉では、SANABAGUN.、MONKY MAJIK、MOROHAなど、普段なかなか無料では観られないアーティストが登場。この〈RED BRICK〉について、フェス代表/オーガナイザーの釜萢直起は「僕らがやりたいのは、街全体で作り上げるオープンマインドなカルチャー・フェスなので。〈SXSW〉や〈Sonar〉みたいな発想に近いかもしれないです。それに今年は無料エリアで楽しんでもらえたら、来年は中に入ろうと思ってくれる場合もあると思うし。そこだけでもビーチを好きになれる仕掛けは詰まってるから」と、昨年Mikikiでのインタヴューで言及しています。無料エリアではほかにも、アート・ギャラリーや、ビーチ・グッズなどが並ぶショッピング・ゾーン〈SURF MARKET〉もあるので、誰でもふらっと来て楽しめますし、はたまたもしチケットが売り切れてしまった場合も諦めないでください。
船上のステージ〈PARADISE SHIP〉やDJラウンジ〈PORT LOUNGE〉など、ほかにも多彩なステージがありますが、〈GREENROOM〉は全体を無理なく廻れる規模感なのもまた魅力。また、子連れに優しいフェスとしても知られており、親子で音楽を聴きながら踊れる〈KIDS DISCO〉があるキッズ・エリア〈KIDS PARK〉もあるので、友人や恋人とワイワイ楽しむのはもちろんですが、〈GREENROOM〉は家族の休日を過ごすのにも最適です。

そんな誰にでも開かれた自由な都市型フェスティヴァル。常連はもちろん、初めての人も気軽に足を運んでみてはいかがでしょう。
〈GREENROOM FESTIVAL '18〉出演者へ3つの質問!

WONK/長塚健斗(ヴォーカル)
1日目〈RED BRICK〉出演!
アーティスト紹介ページ / www.wonk.tokyo/
Q1. 〈GREENROOM〉のほかにはない魅力とは?
WONKはGREENROOM初参戦です。チルな雰囲気のイメージを持っていて、自然と音楽を愛している人たちが集まるフェスというイメージを持っています。
Q2. 出番の時間と関係なく、お客さんとして観たいアーティストとその理由は?
Jimmy Criff、The Wailersは気になります。音楽界のレジェンドのステージングがどのようなものかとても興味があります!
Q3. 自身のステージへの意気込みや展望、メッセージをお願いします!
WONKは無料ステージ「Redbrick」での出演になります。伸び伸びとやらせて頂きます! 是非観にいらしてください。

Ovall/関口シンゴ(ギター)
2日目〈GALLERY〉出演!
アーティスト紹介ページ / ovall.net/
Q1. 〈GREENROOM〉のほかにはない魅力とは?
僕は2010年にOvallで初めて参加させてもらったんですが、普段遊びや買い物で訪れるあの赤レンガエリアに国内外の強力なアーティストが集結し、いつもとは全く異なる空間へと様変わりする感じがとても魅力的だと思いました。雨が降りしきる中で観たリッキー・リー・ジョーンズのステージは忘れられない光景です。サーフミュージックだけに留まらない懐の深いラインナップもGREENROOMならではだと思います。
Q2. 出番の時間と関係なく、お客さんとして観たいアーティストとその理由は?
1日目のKNOWERはミュージックビデオも面白いし絶対ライブで盛り上がれると思うので観てみたいなぁと思いますね。他にもWONKやD.A.N.、LUCKY TAPESなど新世代の素晴らしいバンドがたくさんいて、まだライブを観たことがないのでぜひ観てみたいです!
Q3. 自身のステージへの意気込みや展望、メッセージをお願いします!
Ovallとしては8年ぶりのGREENROOMなので戻ってこれた!という感覚ですね。新旧の曲、そしてOvallを昔から知ってくれている人と最近知ってくれた人。そういういろんな要素がライブのステージで良い感じに混ざってくれたらいいなぁと思っています。
ぜひOvallの2018年のパフォーマンスを楽しみに来てもらえたらと!

GLIM SPANKY
1日目〈GOOD WAVE〉出演!
アーティスト紹介ページ / glimspanky.com
Q1. 〈GREENROOM〉のほかにはない魅力とは?
GLIM SPANKYは今回初出演で、プライベートでも行ったことがないのですが、ラインナップは前からチェックしていて。本当にかっこいいアーティストばかり出ているなというのが率直な印象です。なので今回お呼びいただけて光栄ですし、今年のラインナップもまさにそんな感じがするので、出演できるのはとても嬉しいです。(亀本寛貴、ギター)
私も前からラインナップをチェックさせていただいていますが、まず印象としては家族で楽しめそうだなと思っていて。それから、いわゆるフェスというよりはカルチャーやいい空気感と共にあって、海外のバンドも出るのでいい意味でジャンルレスだけど、ちゃんと特徴のあるいいフェスだなと。ずっと出てみたかったので、すごく嬉しいです。(松尾レミ、ヴォーカル/ギター)
Q2. 出番の時間と関係なく、お客さんとして観たいアーティストとその理由は?
GLIMの出番ともカブっていないので本当に観れそうなんですけど、King Gnuですね。ギター/ヴォーカルの方(常田大希)と地元が非常に近いみたいなんですけど、あんな田舎からすごいアーティストが出てきたんだなって思っていて。イベントとかでもまだちょっとしか観れていないので、しっかり観たいです。(亀本寛貴)
2日目に出演するThe Babe Rainbowが大好きで、純粋にロック・ファンとして観たいです。あと私たちと同じ1日日に出るVintage Troubleも。一度来日したときにGLIMがオープ二ング・アクトをやらせてもらったんですが、すごくいい人たちで、最高な仲間だと思っていて。ぜひ観たいなって思っています。(松尾レミ)
Q3. 自身のステージへの意気込みや展望、メッセージをお願いします!
オールドスクールなロックスタイルでもありオルタナティブな要素もあり、というGLIMの王道のロックサウンドをぜひ体感していただきたいなと思います!(亀本寛貴)
GLIMはロックが好きでロックをやっているんですけど、歌詞も日本語だけど国籍や性別、年齢とか関係なく広く届くようなロックをやりたいと思っているんです。フェスということでとにかくいろんなジャンルのアーティストが出ているので、普段交わらないようなファン層の人がふらっと観にきてくれたり、そんな〈お客さんとバンドのいい出会い〉があるといいなと、心から思っています。あとはアツくやりたいと思うので、ロック好きの方はぜひぜひ観にきてください!(松尾レミ)

GRAPEVINE
2日目〈BLUE SKY〉出演!
アーティスト紹介ページ / www.grapevineonline.jp/
Q1. 〈GREENROOM〉のほかにはない魅力とは?
のんびり出来る大人なフェス。前回はゲリラ豪雨の中での出演でした。(西川弘剛、ギター)
Q2. 出番の時間と関係なく、お客さんとして観たいアーティストとその理由は?
一日目のジミー・クリフは記念に見てみたかったですね。そしてやはりThe Wailersも気になります(田中和将、ヴォーカル/ギター)
大橋トリオ(西川弘剛)
Ovall(亀井亨、ドラムス)
Q3. 自身のステージへの意気込みや展望、メッセージをお願いします!
トップバッターに相応しく、と言いたいところですが、気負いなくいつも通りやらせて頂きます。
ただただ野外の気持ち良さを味わえればと思っています。(田中和将)

SANABAGUN./隅垣元佐(ギター)
1日目〈RED BRICK〉出演!
アーティスト紹介ページ / sanabagun.jp/
Q1. 〈GREENROOM〉のほかにはない魅力とは?
GREENROOMは数年前から毎年いっていますが、他のフェスにはない良い意味でのユルさというか自由人ぽい人が多くてクリエイティブな環境だと思う。
また、毎年展示される音楽以外の作品からも刺激を受けます!! 去年はフィッシュピープルという映画を発見できてテンションあがりました。笑
Q2. 出番の時間と関係なく、お客さんとして観たいアーティストとその理由は?
在日ファンク
たびたびサナバの中でも話題に上がっていてセンパイから学べるものを学びたい。そして何より踊りたい。笑
Q3. 自身のステージへの意気込みや展望、メッセージをお願いします!
夏のはじまりを知らせる
GREENROOMだけに
どデカい花火を打ち上げれるよう
ぶちかまします!!!!!
老若男女
自由に楽しんでください!!!

水曜日のカンパネラ
2日目〈BLUE SKY〉出演!
アーティスト紹介ページ / www.wed-camp.com/
Q1. 〈GREENROOM〉のほかにはない魅力とは?
バランスがよいラインナップで、踊れるけれどもチルで、とてもたのしみです!
Q2. 出番の時間と関係なく、お客さんとして観たいアーティストとその理由は?
HYUKOH
SANABAGUN.
UA
尊敬してるしライブずっと観ていないもしくは観たことないので観たいです。
Q3. 自身のステージへの意気込みや展望、メッセージをお願いします!
みんながぼーっとふわーっと踊れるようにセッティングしていきたいとおもいます!

Nulbarich
1日目〈BLUE SKY〉出演!
アーティスト紹介ページ / nulbarich.com/
Q1. 〈GREENROOM〉のほかにはない魅力とは?
なんと言っても雰囲気だと思います。
音楽だけではなく肩の力を抜いて良質なものに触れられて現実逃避させてくれる楽園です。
Q2. 出番の時間と関係なく、お客さんとして観たいアーティストとその理由は?
やはりGREENROOMのコンセプトにあった良質なアーティストの方々がたくさん出演されてるし、僕も好きなアーティストが沢山出てるので本当に難しいですが、、、
EGO-WRAPPIN'さんですかね。単純に大ファンです(笑)あとJimmy Cliffは是非拝みたいですね。
Q3. 自身のステージへの意気込みや展望、メッセージをお願いします!
去年、結成一年足らずにも関わらず初めて出演させて頂いて、貴重な経験をさせていただきました。今年は皆からもらってばっかではなく、恩返しのつもりで聴いてくれる皆に満足してもらえるように全力で挑みたいと思います。

藤原さくら
1日目〈HUMMING BIRD〉出演!
アーティスト紹介ページ / https://www.fujiwarasakura.com/
Q1. 〈GREENROOM〉のほかにはない魅力とは?
都心に近いから誰でも来やすいし可愛い女の子多いし、居るだけでアガるフェスだと思います!
Q2. 出番の時間と関係なく、お客さんとして観たいアーティストとその理由は?
Jimmy cliffさん
初めて見るので楽しみです。
Q3. 自身のステージへの意気込みや展望、メッセージをお願いします!
2回目のGREENROOM、
mabanuaさんと二人編成なので前とは違ったゆったりとした雰囲気で楽しみたいと思います!

Live Information
〈GREENROOM FESTIVAL '18〉
日時:2018年5月26日(土)、27日(日)
会場:神奈川・横浜赤レンガ地区野外特設会場
開場/開演/終演:11:00/12:00/21:00(予定)
チケット:2日券19,000円(税込)/1日券11,730円(税込)
>>チケットの購入はこちらから
出演:
〈1日目〉
ジミー・クリフ/ヴィンテージ・トラブル/ハナレグミ/EGO-WRAPPIN’/THE King ALL STARS/平井大/MONKEY MAJIK/GLIM SPANKY/never young beach/Nulbarich/SOIL&“PIMP”SESSIONS/七尾旅人/ノウワー/スガ シカオ(ソロ)/藤原さくら/SANABAGUN./WONK/小袋成彬/Port of Notes/King Gnu/DATS/LUCKY TAPES/DJ HASEBE/高木完/Rude-α/リベラル/DJ TOGA/DJ NORI/Kenichiro Nishihara/Dazzle Drums

〈2日目〉
サブライム・ウィズ・ローム/ウェイラーズ/ASIAN KUNG-FU GENERATION/UA/大橋トリオ/サンボマスター/在日ファンク/GRAPEVINE/水曜日のカンパネラ/ヒョゴ/ニック・ムーン/手嶌葵/MOROHA/Ovall/KANDYTOWN/高野寛/武藤昭平withウエノコウジ/THE CHARM PARK/MONDO GROSSO/D.A.N./ベイブ・レインボー/大比良瑞/DAISHI DANCE/DISCO MAKAPU’U/Gakuji “CHABE” Matsuda/Chip Tanaka/JUN “JxJx” SAITO/高木完/NOEL & GALLAGHER/YonYon
