2018年8月に東京・俳優座劇場で行われたバナナマンの単独ライヴ〈bananaman live 2018 one-half rhapsody〉が映像化! このDVD・Blu-rayのリリースを記念して、タワーレコードではフリーマガジン〈TOWER PLUS+〉の臨時増刊号 〈別冊TOWER PLUS+〉をタワレコ全店にて2月2日(土)より配布いたします!
※タワーレコードオンラインは除きます。※別冊TOWER PLUS+は無くなり次第終了となります。※天候や交通事情により配布が遅れる場合がございます。
ここでは別冊TOWER PLUS+に掲載されるインタヴューの完全版を掲載。その前に、バナナマンのおふたりからのお知らせをどうぞ!
バナナマンのライヴDVD & Blu-ray「bananaman live one-half rhapsody」がリリース! ジャケット撮影からネタの裏話まで、すべてを丸裸にしたバナナマンへの独占インタヴューを公開!
――まずは今回のポスターヴィジュアルのイメージについて教えてください。
設楽「これ、もう撮ったのは半年前以上前になるんですかね」
日村「うん」
設楽「だから基本的に覚えてない……」
一同「(笑)」
設楽「だんだん思い出していくパターンになるかなと。なんでこれなのかな、とか、なんでこういうタイトルになったんだとか今もう忘れかけている」
日村「ふふふふふ」
設楽「でもこれね、今回はジャケットを木更津の方へ撮影に……」
日村「いやいや、これはぁ、あのぉ~……江ノ島まで行かないあたりだよね、なんだっけ。えーっとぉ~、海の、えーっとね、どこだっけ」
――海の方ですか?
日村「海まで行かないんですけど(笑)。大船じゃなくてなんだっけあそこ」
設楽「木更津の方じゃなかったっけ」
日村「いやっ」
(スタッフを含めて誰も思い出せない時間が続き……)
設楽「まぁとにかく」
一同「(笑)」
設楽「今までの中で一番遠くへ撮影に行ったんですよ。これいろんなスタジオの写真を見て、ここがいいなってことで」
――素敵ですよね。
日村「うんうん」
(スタッフより、撮影地が茅ヶ崎だったことが判明)
設楽「あー、茅ヶ崎の方だ」
日村「うん」
――撮影はいつ頃ですか?
日村「(2018年の)4月くらい?」
設楽「いや、これ梅雨だった」
日村「6月?」
設楽「うん、ずっと雨でこの日だけすっごい晴れて」
――さすが、持っていますね。
設楽「まぁ今は晴れなくても、いろいろできるからね(笑)。だってこの木(ジャケットの右側にある大きな木)とか本当は無いですもん」
――えっ!
設楽「これがぁ」
日村「そ、俺もビックリしたんだよね。無いんだよこの木が」
設楽「最初いろんなビジュアルのスタジオの写真を見て選んでいて、その時にここのこれがいいんじゃない?って見ていた時は木があったんですよ」
日村「うん」
設楽「で、実際行ってみたら木が切られていてね。切られていたというか動かすって言っていたかな、たしかスタジオさんが。それで、〈あれ、木が無い!〉ってなって。だから写真撮った時は木が無くてね」
日村「んふふふふ」
設楽「で、後から足してるんですよ、この木は。でもこの車はちゃんとあって」
日村「かっこいいよね。アメリカっぽいよね、すごい」
設楽「そうそうそう。衣装とかもだいたいその車の年代くらいのジャンルに合わせたりしてね。映画が始まる感とか、物語が始まる感じに。そんな感じですね」
――今回のネタ作りをする上で、特別に意識したことは何かありますか? 平成最後のライヴでしたが。
設楽「平成最後はまったく意識していなかったですね(笑)。その頃は、たぶんそんなに平成最後って言われていなかったと思うし、夏過ぎくらいから言われていたかもしれないけど。だから全然意識してなかったですね。というか、これ2018年にやったんだって思うくらいの感覚なんだよね。2018年にやったんだよねこれ?(笑)」
日村「そうなんだよね。たかが数ヶ月前なのにね」
設楽「全然そんなに経ってないはずなのにね」
日村「もうできないもんね」
一同「(笑)」
日村「本当、夏休みの宿題くらいの時の感覚で覚えているくらい」
設楽「そうですね。ここのところ、というかずっとなんですけど、タイトルから決めて、そこからネタを作り出すんです。〈one-half〉の、〈半分〉、〈2分の1〉みたいなところと、〈狂想曲〉とか〈狂詩曲〉の〈rhapsody〉ということで、半分狂ってるじゃないけど、全部じゃなくて半分とか、半分のうちどっちとか、2分の1とか、そういうテーマでやったんですよね。あとは、特別意識したってことは無いですね」
――結成25周年とかの意識も特には?
設楽「あー、そうですね、無いなぁ」
――では普段通り、いつも通りのおふたりということですね」
設楽「そうですね」
日村「25周年って意識は全然無いですね。言われたらそうなんだっていう」
設楽「25周年って2018年なのかな? 今年じゃないかな。去年?」
マネージャー「去年か一昨年」
一同「(笑)」
日村「はははは、一昨年の可能性もあるなぁ(笑)」
設楽「もうだいぶ過ぎているかもしれない(笑)」
日村「わかんないんだよなぁ(笑)。でも一昨年ってことはないか」
マネージャー「かなり過ぎているかもしれないから、もう謳ってないです(笑)」
日村「ね(笑)」
設楽「ライヴ自体は普通ですかね。毎年やっているライヴをやっているという感じですね」
――毎年お忙しい中での稽古は大変だと思いますが。今回は、本番までの稽古時間はどうでしたか?
設楽「そうなんですよねぇ。もうずっとそんな感じで。大変だったけど、でも今回台本が上がったのは割と順調だったんじゃないかな」
日村「1ヶ月くらいちゃんと稽古場に行ってますからね。いや、もっと早くに入っていたかな」
――稽古場で今回流行ったコト・モノなどはありますか?
設楽「ステーキダイエットとか。ダイエットはいつもしてますけどね。日村さんがなんかすごいダイエットをやる、みたいな感じになってたかな」
日村「あのー……ステーキというか肉は太らないっていう話あるじゃないですか」
設楽「炭水化物を抜いて肉だけ食べるってやつね(笑)」
日村「これを間に受けて、ダイエットだって言って、ステーキを一日、ヤバい時は1キロくらい食べてたんですよ」
一同「(笑)」
日村「そしたらやっぱり痩せないんですよね。あと、すげぇ臭くなるっていう。臭いなぁって」
設楽「それ肉食う前からそうじゃなかった?(笑)」
――稽古場での料理などは?
設楽「それはもう今回ってわけではないですけどね。鍋作ったりとかは、もう何年も前からやってますよね。今年は新しい物を買ったりとかは無いかな。一昨年は冷蔵庫買ったり電子レンジ買ったりしたけど、今年は別にもう買ってないよね」
日村「うん」
設楽「もうIHとかも揃ってるし、鍋もあるし」
――前回はお取り寄せブームがあったようですが。設楽「あぁ、でも今回は鍋ばっかり食べてたかな」
日村「うん、鍋が多かったかな」
――どんな鍋ですか?
設楽「そんなに新しい鍋はしてなかったですね。定番の、割と3種類くらいのレパートリーを回している感じなんですけど、豚肉をメインにしたやつとか、豚しゃぶっぽいやつとか」
日村「4種類くらいあったよね?」
設楽「でもメインで作っていたのは2~3種類だった思うなぁ。湯豆腐みたいのと、あと、めんつゆのやつとか」
日村「鍋は楽しみだったなぁ(笑)」
設楽「あとあれが流行ったかな、乾き物のイカをすごい食べていて。つまみの、いわゆるスルメみたいなのとか、やわらかいイカとか。あれをジップロックに入れて。日村さんは、今まではずっとお菓子をすごい食べていたけど、ダイエットだから食べないってなって。でもお煎餅とかイカとか、そういうのは食べていいんですって」
日村「まあまあ、食べていいと言うか、ま、食べちゃだめなんですけど。それでもね、前回が本当に死ぬほど食べていたので。うまい棒をたぶん1ヶ月で計算したら250本食べてたんですよ。ほぼあれしか食ってないんですよ。これはたしかにいけないなぁって思って、だから今回はイカはいいみたいな」
設楽「ソフトサラダは食べてたよね」
日村「ソフトサラダは食べてた。でも昔ほどのバカみたいな食べ方はしてないから」
設楽「でもイカは食べていいってなったら、すごい食っちゃうんですよ、日村さん」
日村「ぶっちゃけ設楽さんが寝てる時に、こそこそイカを取りに行ってた(笑)」
設楽「で、イカってコンビニとかで売っているのだとすぐになくなっちゃうから、3種類くらいのイカをジップロックに入れて、〈今日のイカ〉って書いてね。だけど日村さん〈今日のイカ〉すぐ食っちゃうから(笑)」
――すぐ終わっちゃいますね(笑)
設楽「そう、そうすると盗みに来るから」
日村「ふふふふふ(笑)。〈函館なんとか〉っていうイカがすげぇうまくて。それ、ぜひ食べていただきたい(笑)」
設楽「そうね、イカブームかな」
日村「イカはよかったねぇ。イカは噛んでいると記憶力が増すって言うのもあったりね」
設楽「噛むと脳に刺激がいくって言うね」
日村「そう」
――では、今年のセリフ覚えはイカのおかげでスピーディーでしたか?
日村「全然(笑)」
設楽「もう年々覚えられなくて(笑)。全然覚えらんない。これはもう、どうしようもない。本当に衰えてるんだろうなぁと思いますよね。覚えが悪くなっている」
――そんなことは一切感じさせない本編でした。
設楽「すごい練習してるからね」
日村「うん(笑)」