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DIONNE WARWICK Friends  Arista(1985)

バート・バカラック&キャロル・ベイヤー・セイガーのコンビが半数近くを手掛けたミドル・オブ・ザ・ロードな人気作。エルトン・ジョンやグラディス・ナイトらとのバラード“That's What Friends Are For”が有名だが、同曲にも参加しているスティーヴィー・ワンダーが前年に放ったサントラからの“Moments Aren't Moments”もセプター時代を思わせる上品な名曲だ。 *林

 

DIONNE WARWICK My Friends & Me Concord(2006)

たびたび〈Friends〉をタイトルに冠してきたディオンヌが、ポップス、R&B、ラテン、カントリーの新旧歌姫と過去の名曲をデュエットしたセルフ・カヴァー集。息子デイモンの人脈と思われるマイアやケリスも含め、ゲストのカラーに染まる懐の深さが頼もしい。アンジー・ストーン、シャンテ・ムーア、デボラ・コックス、ダ・ブラットとのマイクリレーも刺激的だ。 *林

 

DIONNE WARWICK Feels So Good Bright Music/HOSTESS(2014)

またもデイモン・エリオットが制作したデュエット企画盤。シンディ・ローパーやマイア、ジギー・マーリー、ジェイミー・フォックス、シーロー、フィル・ドリスコル、グラディス・ナイトら多方面のビッグネームに、息子デヴィッドや孫シャイエンも並び、各々の再解釈で主役の名曲をアップデートしている。ルーサーを意識したニーヨとの“A House Is Not A Home”が素晴らしい。 *出嶌