YouTubeをプラットフォームとするタワーレコードのサブミッション・メディア〈TOWER DOORS〉。タワレコらしい〈新しい音楽との出会い〉をリスナーのみなさまに提供することを目指し、日々さまざまな楽曲をご紹介しています。
このブログでは、これまでTOWER DOORSが紹介してきたアーティストと楽曲をまとめて振り返ってきました。そんななか今回は、注目の新人アーティストの実像にメール・インタヴューで迫る新企画〈6つの質問〉をスタートさせたいと思います!
TOWER DOORSのYouTube動画の詳細部分には、短いプロフィール文しか記載していません。なので、楽曲を聴いて、もっと情報がほしい、どんなアーティストで、どんなことを考えているのかを知りたい、と思った方もいらっしゃるかと思います。
そういった思いに応え、さらにこの記事をきっかけにアーティストや楽曲について知ってほしいという思いからこの企画を始めました。ここからまた音楽の新たな〈扉〉を開いていただけたらうれしいです。
そんな〈6つの質問〉企画の記念すべき第1弾は、6月5日にセカンドEP『Body』をリリースしたばかりのバンド、んoon(ふーん)です。インディーズ・シーンでも話題沸騰中の彼らは、フリー・ジャズやソウル、インディー・ロック、民族音楽など、さまざまなジャンルをクロスオーヴァーさせた摩訶不思議な世界観が特徴。その独特の音楽性は、確実に〈んoon〉というアイデンティティーを形成しています。
TOWER DOORSでは、5月に前作『Freeway』(2018年)より“Tragedy”という曲を紹介しました。そして今月は、新作『Body』から先行試聴として“Summer Child”を公開。2曲を紹介しました。
それでは、もはやTOWER DOORS常連(?)な彼らの実像に迫る〈6つの質問〉です。
1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。
「Ba.積島が友人(Harp.ゆうこ)と後輩(Key.江頭)に声をかけ結成。2年後に、Harp.ゆうこが友人(Vo.JC)に声をかけ現在に至ります」
2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?
「初めてバンドとして顔を合わせるときにHiatus Kaiyoteのライブを見ました。その出来事は大きいと思います」
3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?
“Tragedy”
「ある男性に起こった悲劇についての曲です。元ネタは割とスキャンダラスな事件だったので歌詞を聞いて想像してみてもらえると嬉しいです。
“Summer Child”
「夏っぽく子どもっぽく無心で踊れる曲を!という機運から」
4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?
「んoonのMVを作った谷口暁彦。彼の映像をみて沸き起こる感情を我々はまだ説明できないです。そんな作品を、んoonも常に作りたいと思ってます」
5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?
「Wool & The Pants
あまりの衝撃に、聴いた直後からしばらくみんなが、自分のこと〈わてぃし〉と呼んでいました」
6. ライヴやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。
「4の回答に紐づきますが、単に良いものとか悪いものとかではなく、ひたすらにわけのわからない感情が沸き起こるもの=〈やばいもの〉を何らかの形で作っていきたいです」
先日、青山の月見ル君想フにて行われたライヴにもお邪魔してきました。音源を超える圧倒的なパフォーマンスに目が釘付けになりながらも、彼らの優しく温かな雰囲気が会場中を満たし、その空間にずっと酔いしれていたい気分になりました。ぜひライヴに足を運ぶことをおすすめします。
LIVE INFORMATION
週刊ビッグコミックスピリッツ バジーノイズ 3集発売記念
BUZZY NOISE LIVE #2
2019年7月5日(金)東京・渋谷チェルシーホテル
GFB'19 つくばロックフェス
2019年7月14日(日)茨城・石岡市つくばねオートキャンプ場