APOCALYPSE SOON♪

CRUSHとZION.TとSOULSCAPEを堪能したナイト・クルージングinソウル

先週末、約半年ぶりに韓国ソウルへ。いろいろあって半年前の旅については見事にほとんど覚えていないため、体感では1年ぶり! 今回は音楽関連の目的が初日に集中していたので、ここではそのお話をしたいと思います。

 

 

まずは、先日Mikikiでも紹介したDJプレミアと韓国のヒップホップ・ユニットであるダイナミック・デュオ(日本で言えばKREVA的な立ち位置になるのでしょうか……それにしてもダイナミックな名前ですね)がコラボ作をリリースしまして、このタイミングで両者がジョイント・ライヴを開催! ということでそちらへ行ってまいりました。とはいえメイン・アクトを差し置いて、個人的にはこれまでなんやかんや取り上げてきたシンガーのCRUSHZION.Tも出る!――ダイナミック・デュオを筆頭にアメーバ・カルチャーのアーティストが出演していた――という願ってもないチャンスのほうが目当てだった感があります。まあ、どっちが願ってもないチャンスなのかっちゅう話ですが。

【参考動画】DJプレミアとダイナミック・デュオの2014年のコラボ・シングル『A Giant Step』
収録曲“AEAO”

 

場所は蚕室(チャムシル)というソウルの南のほうにある、ロッテ・ホテル・ワールド内にある会場。行ってみると……日本で言えば〈FNS歌謡祭〉が開かれるグランドプリンスホテル新高輪〈飛天の間〉的な感じの所ですかね。われわれがいた後ろのほうのブロックは人もあまりいなくて、だいぶ伸び伸びと観覧できました。トップバッターのリズム・パワーなるハイテンションな2人組から物凄い歓声!……というか、ここにいたお客さんの反応がイヴェントを通じて劇的に凄くて、トラックがあんまり聴こえなかったのが個人的には少々残念でした。しかしまあいわゆるコンサート会場的な場所ではないし、そもそもライヴですから、そんなディテールを言いはじめるといろいろ本末転倒になりますよね……。みんなが楽しければいいんだ。

で、CRUSHですよ! リリースしたばかりの『Crush On You』のプロモーション活動ではだいぶキメキメな姿をお見せしていた彼ですが、今回はキャップを被ったいつもの少年スタイルで可愛らしかったです。“A Little Bit”を皮切りに、最新作からの曲で構成されたセット。現在ヘビロテ中の同作だけに、タイムリーなナンバーの数々にヤラれました。若さゆえか、何とも言えない危うさを孕んだパフォーマンスがまた良くて、一生懸命歌っている感じが愛おしさ極まりない! いまは瑞々しい清水翔太風の佇まいの彼ですが、いずれ良い意味で大変なことになることでしょう。あー、カッコイイ。ちなみに、街中でもCRUSHの曲は本当によく流れていたのが印象的でした。

【参考動画】CRUSHの2014年作『Crush On You』収録曲“Sometimes”

 

一応セットリストを。
1. A Little Bit
2. Whatever You Do
3. Sometimes
4. I Fancy You
5. Hug Me

このライヴでは“I Fancy You”のファルセット歌唱がとても良い調子で、極私的〈CRUSH心のベスト10〉ではだいぶ上位に喰い込んできました。それにしても『Crush On You』の粒揃いな楽曲群、本当に好きです。

 【参考音源】CRUSHの2014年作『Crush On You』収録曲“I Fancy you”

 

続くZION.Tは、流石の余裕を感じさせるパフォーマンス。“Modern Boy”でスタートする感じにもグッときたし、MCでの(何言ってるかはもちろんわからないのですが)ちょっと不思議系の雰囲気も掴みどころがない感じで、なんだか素敵! 唯一無二と言っても過言ではないほどの素晴らしい歌声を持つシンガーなのですが、アップでもスロウでも情感豊かに歌いこなしていく様はなぜか悔しくなるほどでした。

【参考音源】ZION.Tの2013年作『Mirror Ball』収録曲“Modern Boy”

 

終盤の“Babay”では、この曲でフィーチャーされているダイナミック・デュオのGAEKOが〈ご本人登場!〉的に派手な登場をかまし、最後は、ZION.Tの曲ではないものの、ZION.Tが参加したPRIMARY“Question Mark”のイントロが流れてオーディエンスが激アガりするなか、同じくこの曲に参加していたダイナミック・デュオのCHOIZAが現れ――つまりシームレスに大胆デュオのステージへ移行した次第です。

【参考動画】ZION.Tの2013年作『Red Light』収録曲“Babay”

 

えー、以上です(笑)。
メイン・アクトに言及しないイヴェントの話というのもたまにはあっていいと思いますよ。

ちなみにいますごく観たいのが、セカンド・セッションというソウルのバンドとZION.Tのセッション・ライヴ! これ↓なんかとってもイイですよね~。

【参考動画】ZION.Tの2013年作『Red Light』収録曲“Doop”
セカンド・セッションとのライヴ映像

 

そして深夜は梨泰院(イテウォン)という、東京で言えば六本木のようなインターナショナル繁華街へ。以前から行きたいと思っていたCakeshopというハコがありまして(この前週にはSeihoが回していたようです)、そこでMOOD SCHULACONG VUをメインに、前にも紹介したDJ SOULSCAPEなどなどがDJをするイヴェントが行われていたのです!

 

メンツ良すぎO(≧∇≦)O

 

もうね、梨泰院の中心部は正直二度と行きたくない!と思うほど、繁華街ならではの臭さとむさ苦しさ、そして爆音で強制的に聴かされるEDMEDMいーでぃーえむ!!に溢れていましたが、駅からテクテク歩くこと約10分、そこまで行くと夜なので人気もなく、かなり快適な場所にCakeshopはありました。

 

 

ここでの出来事は……呑まれて呑んであまり覚えてないのですが、とりあえずとても楽しかったことだけは記憶にございます。ヒップホップ~ソウルダンスホールなどが入り乱れる、自由すぎながら個人的にかなりツボでめちゃめちゃカッコ良かったSOULSCAPEのほかは、基本的にジューク/フットワーク縛り(だった気がする)。トラックスマンの〈〉でキャッキャしたりとかね、そんなこともあったような……(ぼんやり)。レポートも何もあったものじゃありませんが、ものすごく楽しかったということだけ、ご報告したいと思います。

【参考音源】トラックスマンの2012年作『Da Mind Of Traxman』収録曲“Blow Your Whistle”(a.k.a.笛)
【参考動画】CONG VUの2014年作『Cong Vu CDR II』収録曲“Trust Me I'm Not”

 

雑な話になってしまってごめんなさい!

【プロフィール】
加藤 直子

加藤 直子

東京都渋谷区出身のMikiki編集部員。タワーレコード入社後、書籍の制作をする部署を経て、bounce編集部へ配属に。なんやかんや楽しい経験をしていまに至る。もはや〈どういう音楽が好きなんですか?〉と訊かれることが結構しんどい雑食リスナーかも。大きくなったらメルボルンに住みたい。

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