テラス・マーティンとロバート・グラスパーに9thワンダーとカマシ・ワシントンを加えた4人組、ディナー・パーティーがアルバムを完成。フェリックスの歌唱を軸にしたネオ・ソウル的な佇まいの曲が中心で、なかでもニュー・バース“Just To Be Somebody”を用いた“Freeze Tag”が昔の9thを思わせる素晴らしさで、ジャギド・エッジを下敷きにした“Luv U”もテラスらしい好曲だ。来年の『Black Radio 3』に繋がる部分もあるのかも?