テラス・マーティン(サックス)を司令塔に、ロナルド・ブルーナーJr(ドラムス)、ジョシュア・クランブリー(ベース)、ポール・コーニッシュ(キーボード)が集ったバンドのライヴ作品(2020年発表)が音盤化。カマシ・ワシントン(サックス)のソロも交えて丁々発止で繰り広げる長尺ジャム、テラスが関与していたケンドリック・ラマー“For Free?”のジャズ解釈など、緩急を弁えた快演に心を奪われる。

 


ロバート・グラスパー達との〈R+R=Now〉や、カマシ・ワシントンやナインス・ワンダーまで擁する〈ディナー・パーティー〉などジャンルを横断する幾多のプロジェクトで高い推進力と共にジャズの今と自身を体現するテラス・マーティン率いる〈グレイ・エリア〉。この名義でのお披露目となる2020年の圧巻ライヴ盤であり、ケンドリック・ラマーの超絶カバーやカマシ・ワシントンがゲスト参加した絶品ジャムなど自身の活動を総括する内容。ジョシュア・クランブリー(ベース)や雷猫の兄でプリンス~ハードコア・バンドでの活動も多岐なロナルド・ブルーナー・JR(ドラムス)も在籍。ええやんええやん。