毎度多数の旬な面々を招くキャレドの新作には先行曲でのドレイクを筆頭に、ミーゴスやカーディBらシーンのトップ・アクトからリル・ベイビーやロディ・リッチら勢いのあるホットなメンツ、ジャスティン・ティンバーレイクといったポップスターまで贅を尽くした幅広いラインナップが揃い踏み。ジェイ・Z × ナズを組み合わせてジェイ・Zの名曲“Song Cry”を下敷きにした“Sorry Not Sorry”や、同じくジェイの“Heart Of The City”を引用した“Thankful”、さらには故ショーティ・ロウやゴーストフェイス・キラー、ビーニー・シーゲルらの名曲群を引用しているあたりはヒップホップ・ファンならばニヤリとするはずだし、“I Did It”でのデレク・アンド・ドミノス“Layla”使いもキャレドだからできる反則スレスレな離れ業だ