レゲトンやバチャータを軸にした『Desamorfosis』に続く新作は、80~90年代のラテン・ロックに敬意を表したカヴァー集。アルゼンチンのラ・モスカによる名曲を取り上げた先行シングル“Para No Verte Más”にはメキシコの新星ケニア・オスを迎えるなど、各曲に客演もいる。原曲に馴染みのある人もそう多くないかもしれないが、純粋にリヴァイヴァルした現代の音として楽しみたい。