ミシガンの白人ラッパーによる5作目。エミネムの影響を受けた性急なフロウで畳みかけていくそのエモさと切迫感は凄まじい。ただしカース・ワードは使わず一言ずつに滑舌よく力を込めていく様や荘厳なムードのトラックなど、クリスチャン・ラッパーならではの特徴が、タイトル通りにどこか救いのある聴後感を与えてくれる。自身が幸せかを問い詰める“Happy”は感涙もの。