昨年10月の『The Loneliest Time』と同時期にレコーディングされていた、姉妹作となる7作目。ジェイムズ・フォード手掛けるシングル“Shy Boy”をはじめ、元ヴァンパイア・ウィークエンドのロスタム・バトマングリ関与の“Shadow”、ロビンでお馴染みパトリック・バーガー手掛けるピアノ・ハウス“Put It To Rest”、ダフト・パンク的な手法が満載の“Psychedelic Switch”など、アルバム名にもある通り〈ラヴリーなひと時〉を届けてくれる。決して無理強いしない、独自のスタイルと品格と持ったカーリーならではのポップ・ワールドを展開。あえてBサイド集と謳わなかったのも大正解。