テレビで番組を観ている途中に、あるいはスマホで動画を観ているときに流れてくるCMの数々。そんなCMには、映像を彩り、視聴者の心を瞬時に掴む音楽が、なんといっても付き物。誰が歌っている、なんというタイトルの曲なのか、気になることが多いのではないだろうか? しかし、一瞬流れるだけのCMソングのことが気になっても、その多くはアーティスト名や曲名をじっくりと調べてみないとわからない……。そこで、今回は、注目を集めるCMタイアップ曲をピックアップしてご紹介!


 

ソニーマーケティング〈WF-1000X M5〉
MISIA “希望のうた”

騒がしい都会のなかを颯爽と歩くMISIA。完全ワイヤレスイヤホン〈WF-1000X M5〉をタップしてノイズキャンセリングモードに切り替えると、周りのあらゆるノイズが消え、音楽だけに没入できる静寂の空間へ。〈ひとつ上の、静寂〉だからこそ、MISIAの圧巻の歌声がさらに際立って届けられ、平和への願いが込められているという“希望のうた”のメッセージがより鮮明に感じられるCMとなっている。

「第73回NHK紅白歌合戦」の紅組のトリを飾ったことでも知られるこの曲は、2023年1月にリリースしたMISIAのデビュー25周年を記念したベストアルバム『MISIA THE GREAT HOPE BEST』に収められている。

 

日本生命〈「あなたの町で」篇/「わたしの想い」篇〉
福山雅治 “Walking with you”

日本生命の企業イメージCM。地域との連携や顧客とニッセイトータルパートナーのつながりといった〈今日と未来を、つなぐ〉日本生命の取り組みが描き出されている。そこで流れるのは、福山雅治の“Walking with you”。タイトルには、〈大切な人と共に歩こう、歩いていきたい〉という意味、願いが込められているといい、童謡や聖歌のように普遍的で心が温かくなりながらも、どこか切なさを感じさせるようなメロディーが印象的なインストゥルメンタル曲となっている。CDや配信でのリリースは未定。福山雅治が楽曲について語る〈スペシャルメッセージ~Walking with you~〉も必見だ。

 

ネイチャーラボ〈MARO17〉
東京スカパラダイスオーケストラ “ウタカタラッタラ”

テレビアニメ「呪術廻戦」や「チェンソーマン」などを手掛けるアニメーションスタジオ、MAPPAが映像を手掛け、「進撃の巨人」のライナー・ブラウン役などで知られる声優の細谷佳正が声を担当、そして東京スカパラダイスオーケストラが書き下ろした“ウタカタラッタラ”が彩る〈MARO17〉のCM。〈あきらめるなよ。男だろ。〉というブランドメッセージと、今回のテーマ〈髪、おったっちゃいなよ〉をもとに、ある男性の朝の様子が描き出されている。

“ウタカタラッタラ”は、東京スカパラダイスオーケストラのトランペット担当であるNARGOの痛快な歌唱と、曲頭ではテナーサックス担当のGAMOによる珍しいソロコーラスが楽しめる楽曲となっている。この曲は、9月13日に配信リリースされている

 

バンダイ〈Tamagotchi Uni Blue〉
ano “涙くん、今日もおはようっ”

たまごっちシリーズで初めてWi-Fiを搭載した〈Tamagotchi Uni〉より新色〈Tamagotchi Uni Blue〉が11月23日に登場する。CMに起用されているのは、タレント、アーティストとして大きな注目を集めるあのとkemio。学生に扮した2人が、見た目も性格も個性的な、自分だけのたまごっちを育てることができる〈Tamagotchi Uni Blue〉の魅力を紹介している。

CMに起用されている“涙くん、今日もおはようっ”は、神聖かまってちゃんのの子が楽曲提供をしたanoの新曲。12月13日にリリースされるファーストフルアルバム『猫猫吐吐』に収録される。

 

Hyundai〈KONA(コナ)〉
yama × キタニタツヤ “憧れのままに”

2023年11月に日本デビューする新EV車、KONA(コナ)は、未来を先取りしたデザインと、優れたドライビングパフォーマンスを兼ね備えたコンパクトSUV。その新型車のCM曲として書き下ろされたyama × キタニタツヤの“憧れのままに”。70~80年代のシティポップからインスパイアされた〈現代人の憧れ続ける姿勢〉を勇気づけるナンバーに仕上がっている。この曲は、9月20日に配信リリース