年明けには5大ドームツアーを控えるなか、2020年1月の傑作『CEREMONY』以来となるフル・アルバムが堂々の完成。およそ3年ぶりということすら忘れさせるほどに数珠繋ぎ状態だったヒット・チューンの圧倒的な峰々を配しつつ、“一途”や“三文小説”“千両役者”“STARDOM”など耳馴染みのある既発曲は新たなミックス/アレンジで収められ、構成の妙もあって純粋に一枚の作品としての物語性もヴォリュームも作り込み度合いも没入感も半端ない。一方で宮川純や江﨑文武ら仲間たちも交えたクリエイションの親密さはスケールのデカさ以上のピュアな何かを伝えてくる。単なる横綱相撲に終わらない大作!