広瀬未来『El valor』がDays of Delightから4月にリリース　日本ジャズの俊英トランペッターが全曲書き下ろした新作

広瀬未来

広瀬未来がニューアルバム『El valor』を2024年4月18日（木）にリリースする。

ファウンダー&プロデューサーは平野暁臣、日本ジャズの新たなプラットフォームであるDays of Delight。同レーベルが、名実ともに日本を代表する俊英トランペッター・広瀬未来の新作『El valor』（読み：エル・ヴァロール）を発表する。

広瀬未来クインテット

『El valor』は、日本のジャズシーンの中核に位置するトップ奏者、山口真文（テナーサックス）、片倉真由子（ピアノ）、中林薫平（ベース）、山田玲（ドラムス）を擁するレギュラークインテットの第2弾作品で、前作『The Golden Mask』（DOD-008）に続くアルバムだ。全曲を書き下ろしのオリジナルで臨んだ意欲作で、全編にわたるスリリングな展開と圧倒的なドライブ感がリスナーを刺激するという。

Days of DelightのYouTubeチャンネルでは、本作のトレーラー動画が公開されている。

広瀬と平野からのコメントは次のとおり。

【広瀬未来コメント】
クインテットというフォーマットでの作品づくりは、ぼくにとって大切なライフワークのひとつです。前作『The Golden Mask』に引き続き、素晴らしい仲間たちの力を借りて、“広瀬未来のいま”を投影する作品が出来上がったように思います。どうぞお楽しみください！

【Days of Delight ファウンダー&プロデューサー平野暁臣コメント】
共演者に音楽的なフリーハンドを保証する。それぞれが“そのときの自分”に正直に演奏できる状況を確保する。それが広瀬未来の考えるバンドリーダー像です。そうであるにもかかわらず、いやそうであるからこそ、バンドサウンドに“生きた個性”が醸成されるのでしょう。

傑作『The Golden Mask』（2020年）の発表から早くも4年が経った。その次なる作品として広瀬未来が気鋭の演奏家たちと作り上げた『El valor』のリリースが、楽しみでならない。