5年前に他界した名シンガーが生前に遺したセルフ・カヴァー音源にゲストの歌などを加えた疑似デュエット集。アンジー・ストーンとの“Love TKO”を筆頭に、スタイリスティックスマーサ・リーヴスシュギー・オーティスマキシ・プリーストなど意外な顔ぶれも含めた大御所と披露されるフィリー・インター時代のヒットは、懐古気分と共に故人の偉業を再認識させる。ヌーラが華を添えた“Can't We Try”が出色の出来。