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スロッビング・グリッスルが全作品をリイシュー、第1弾は初作や名盤『20 Jazz Funk Greats』など3作を発表

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  • 2017.11.10
スロッビング・グリッスルが全作品をリイシュー、第1弾は初作や名盤『20 Jazz Funk Greats』など3作を発表

スロッビング・グリッスル……直訳すると〈脈打つ軟骨〉、男性器の隠語を意味するという。インダストリアル・ミュージックの始祖であり、日本でも石野卓球が影響を公言するなどその後の音楽/カルチャー/アートに多大な影響を与え続けている異形のバンド。今年デビュー40周年を迎え、この記念すべき節目に彼らの全作品がリイシューされる。その第1弾として、77年のファースト・アルバム『The Second Annual Report』Pitchforkで満点を獲得&自殺の名所で撮影されたジャケットでも知られる79年のサード・アルバム『20 Jazz Funk Greats』、2004年にリリースされたベスト盤『The Taste Of TG』の3作が先日11月3日に再発された。

THROBBING GRISTLE The Second Annual Report MUTE/Industrial/Traffic(2017)

THROBBING GRISTLE 20 Jazz Funk Greats MUTE/Industrial/Traffic(2017)

THROBBING GRISTLE The Taste of TG MUTE/Industrial/Traffic(2017)

スロッビング・グリッスルは、ジェネシス・P・オリッジ、クリス・カーター、コージー・ファニ・トゥッティ、そしてヒプノシスのメンバーでもあったピーター・クリストファーソンの4名で、ロンドンのパフォーミング・アート集団=クーム・トランスミッションを前身として75年頃に結成。〈産業社会に生きる人々のための産業音楽〉をコンセプトにさまざまな雑音やオカルトチックな声などのノイズをカットアップ/コラージュしたサウンドや、センセーショナルなパフォーマンスとアートワークで話題を集めた。

『The Second Annual Report』収録曲“After Cease to Exist”
 
『20 Jazz Funk Greats』タイトル・ナンバー
 

代表作『20 Jazz Funk Greats』を発表後の81年に一度解散した後は、私生活でもパートナーであるクリスとコージーの2人ユニット、クリス&コージーや、ピーターとジェネシス擁するサイキックTVなどでそれぞれに音楽活動をするなか、2004年に再結成。ライヴと作品リリースをコンスタントに行うも、ジェネシスの〈離脱〉やピーターの訃報により、2010年末に二度目の解散となった。そして今年、以前所属していたミュートとの再契約が決まったことで今回のリイシュー・シリーズに繋がったようだ。Mikikiではスロッビング・グリッスルの特集記事を近日公開予定なので、お楽しみに。

今回リリースされる『The Second Annual Report』と『The Taste of TG』に収録される78年のシングル“United”
 
2007年のパフォーマンス映像

 


今後の予定
第2弾
2018年1月26日(金)リリース
『D.o.A. The Third And Final Report』
『Heathen Earth』
『Part Two: Endless Not』

第3弾
2018年4月27日(金)リリース
『Mission Of Dead Souls』
『Greatest Hits』
『Journey Through A Body』
『In The Shadow Of The Sun』
★詳細はこちら

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