ベルリンのジャンル横断型バンド、フリッテンブーデのギタリストがソロ・デビュー。生音とデジタル音を融合したビート(スマホのシンセ・アプリも採用)やSF映画の効果音みたいなノイズ、さらにディストピアの闇を描いたリリックによってリスナーの映像感覚を刺激する。ナイン・インチ・ネイルズにソックリなのに、どこかフレンドリー・ファイアーズのようなポップネスが見え隠れするヴォーカル・パートもおもしろい。