大阪発のパーティー・バンドは、3作目にしてついに時代とのチューニングがマッチしたと言っていいだろう。徹底してファンキーなリズム隊、カッティングと歪な単音フレーズを自在に使い分けるギター、毒っ気のあるリリックを吐き出すラップ調のヴォーカルによるジャンル不問の踊れる楽曲は、同じ関西のフレデリックキュウソネコカミとも共振。“Power To The People”を無理やり引用するなど、ヤンチャっぷりも全開だ。