COLUMN

sora tob sakana 『World Fragment Tour』 何度でも目に(耳に)したくなる11のサウンドスケープ

sora tob sakana 『World Fragment Tour』 何度でも目に(耳に)したくなる11のサウンドスケープ

非日常の出会いにより、それぞれの日常の景色が変わっていく〈「Tour」=旅行〉というキーワードのもと、sora tob sakanaがメジャー・ファースト・フルアルバムを遂にリリース!

多くのアイドルが目標、ステータスとしているライヴハウスでのワンマン公演を次々とクリアし、昨年5月、まさに満を持す形でメジャー・デビューを果たした4人組、sora tob sakana。TVアニメ「ハイスコアガール」(2018年7~9月)の主題歌を担当するなど、ここに来て話題性をさらに加速させている彼女たちが、メジャーでのファースト・フルアルバム『World Fragment Tour』を届けた。

sora tob sakana World Fragment Tour ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(2019)

ポスト・ロックやエレクトロニカなどのニュアンスを湛えた先鋭的で物語性のある楽曲と、拙さもむしろ魅力的なイノセントなヴォーカルによって独自かつエンターテイメント性の高い世界観を作り上げてきた彼女たち。今作もハイスイノナサ、siraphの照井順政によるプロデュースのもと、非日常の出会いによって日常の景色が変わっていく〈「Tour」=旅〉というキーワードを全編に散らしながら、期待どおりの作品を仕立てている。

イントロとなる“whale song”を合図に、中東風のメロディーも飛び出すリード・トラック“knock!knock!”、スリリングなロック・ビートに乗っていく“FASHION”、広大な大地を進んで行くキャラバンの画が浮かぶような“燃えない呪文”、彼女たちのセンチメンタル・サイドが際立つシティー・ソウル風情のミディアム・ナンバー“ありふれた群青”、シャイニーなポップ・ファンク“シューティングスター・ランデブー”、壮大なロック・シンフォニー“WALK”などめくるめく11のサウンドスケープは、何度でも目に(耳に)したくなる風景ばかりだ。さあ、40分間の旅をはじめよう!

関連アーティスト
タワーアカデミー
pagetop