チック・コリアやブラッド・メルドー、パット・メセニーらとの共演で知られるトップ・ドラマー。ソロ2作目となる本作は、革新的な現代ジャズ作品を発表し続ける英国の〈Edition Records〉からのリリース。リオーネル・ルエケ(g)やケヴィン・ヘイズ(p,key)など、強力なメンバーと共につくり上げた自由で挑戦的なサウンドは、ジャズ・ロックやファンク要素の強い楽曲もあれば、シンセ等を駆使した空間的なアプローチの楽曲もあり、非常に多彩。ジェフ・バラードのリズム・アプローチも、既存の枠にとらわれない斬新なもので、聴き手の知的好奇心を掻き立てます。