ビョーン・トシュケやブッゲ・ヴェッセルトフトらとの競演作を経て完成させたソロ6作目。日々のアイデアのスケッチを元に楽曲をまとめる制作方法は変わらず、自国のスターのヒット曲をサンプリングした先行曲“Feel The Love”や先述の両巨頭が参加したラストの“Sakral”など、軸足をローカルに置きつつもネクスト・ステージへと足を踏み出している。タイトル通り〈野心〉に溢れた充実作。