(左から)小西遼、越智俊介、小田朋美、井上銘、石若駿

CRCK/LCKSは元々、菊地成孔のイヴェントのためにジャズ・ミュージシャンが集められたバンドだった、という事を知る人はもう多くはないかもしれない。たった一夜のライヴのために組まれたバンドは、2015年の結成以来、一度のメンバー・チェンジと3枚の作品(『CRCK/LCKS』『Lighter』『Double Rift』)を経ただけではなく、〈SUMMER SONIC〉への出演やNegiccoのツアー・サポートなどで、一見流動的に、しかし着実にその知名度を広めていった。

結成当時は〈メンバー全員がジャズ・ミュージシャン〉という謳い文句もあったが、小田朋美がceroのサポート・メンバーに起用されたり、小西遼があっこゴリラやTENDRE、Charaのサポート・メンバーに抜擢されたり、石若駿がKID FRESINOバンドやくるりに参加したりと、それぞれが着実にジャズからポップスのシーンの真ん中へと足を踏み入れていった事も、この4年間で起こった大きな変化だ。

今回はそのバンドが満を持してリリースするフル・アルバム『Temporary』について、そしてバンドに起こっている変化について、多くの楽曲の作詞作曲を担当する小田朋美とリーダーでもある小西遼に話を訊いた。

CRCK/LCKS Temporary APOLLO SOUNDS(2019)

 

今あるものを研ぎ澄まし、〈Temporary〉なバンドをパッケージングする

――このタイミングでフル・アルバムに至ったのはどんな理由ですか?

小田朋美(ヴォーカル/キーボード)「正直に言うとあんまり〈フル・アルバム〉という呼び方にこだわりは無いんです。今まではアルバム単位でストーリーを考えて作ってはいなくて、バラバラな楽曲一つ一つを集めたっていう感じで作っていたんだけど、今回はもうちょっとアルバムとして何か考えて作りたいね、という気持ちだったというか」

――アルバムとしての流れを意識したと。

小西遼(サックス/キーボード/ヴォコーダーなど)「そうですね」

――アルバムとして狙ったテーマやコンセプトはどんなものですか?

小西「そもそも『Temporary』っていうタイトルにした理由がそうなんだけど、今回は〈今現在のCRCK/LCKSをパッケージングしよう〉っていう試みだったんです」

――〈テンポラリー〉というのがそのままテーマだったと。

小西「はい。曲が出来る前から〈テンポラリー〉ってコンセプトはありましたね。アルバムを作るってなった時に、そういうCRCK/LCKSの捉え方がいいんじゃないかな?って」

『Temporary』トレイラー

――そうなった理由は?

小西「CRCK/LCKSというバンドがすごく過渡期にきているなっていうのが体感としてあって。

CRCK/LCKSはこれまで作品ごとにテーマやコンセプトを定めてこなかったんです。だからこそずっと流動的なんだけど、今回はその流動性の全部をパッケージングしてみたいっていうので、〈『Temporary』っていうテーマがいいんじゃないか?〉って小田にメールしたら〈いいよね〉っていう風になって」

小田「ちょうど私もその時同じような事を考えていたんです。私は大学にいた時は現代音楽、いわゆる〈コンテンポラリー・ミュージック〉と呼ばれる音楽に触れる機会が多かったんですが、〈コンテンポラリー〉ということを意識した活動を最近自分はしていないなと思って。

その〈コンテンポラリー〉(前衛的な)っていうことと、〈テンポラリー〉(一時的な)であるっていうことがどういう風に共存できるのかな、という事を考えていた時に、小西から〈『Temporary』ってどう?〉ってメールがきたので〈そうだな〉と思って」

小田朋美

――なるほど。

小田「〈テンポラリー〉という言葉はちょっとマイナスというか、後ろ向きに捉えられちゃうような気もするんだけど、〈暫定〉っていうことは、私は前からすごい大事なことだと思っていたんです。

誰しも生きていく中で、その時その時で色んな事を決めていかなきゃいけないじゃないですか? その時その時に決めたことを大切にしていくという意味での〈テンポラリー〉。いつかまた変わるかもしれないけれど、今決めたことは大切にしようという気持ちですね」

小西「〈テンポラリー〉という名前がもっている〈一時性〉や〈儚さ〉みたいなところは制作の姿勢にもつながっていて、今回はみんなから出してもらったものを良くしていく、ブラッシュアップしてCRCK/LCKSの音楽にしていくという意識が大きかったですね。〈これはもっとビリー・アイリッシュみたいにするんだ!〉みたいにはせずに、無いものを入れ込むというよりは、あるものをとにかく研ぎ澄ましていくという方向性で」

 

歌が主体になってきた、CRCK/LCKSというバンド

――先ほど小西さんがおっしゃった〈バンドが過渡期にある〉というのはどんなところから感じていますか?

小西「俺が最近感じているのは、小田がバンドのヴォーカルとしての才覚を出し始めたというか……」

小田「才覚(笑)?」

小西「今までは5人で演奏していた感じがすごいあったんですよ。そもそもこのバンドはセッション・バンドが始まりだから、言ってしまえばそこがずっとベースになっていて。それでもライヴや制作を重ねていくごとに、〈歌を伝える〉とか〈バンドってなんだろう?〉〈CRCK/LCKSっていうバンドは何なんだろう?〉という自問自答を必ずしていたんです」

小西遼

――その姿勢が変わってきたと。

小西「そうですね。大きく変わったのは、〈やっぱり小田がバンドのヴォーカルなんだ〉というところです。〈キーボード兼ヴォーカル〉じゃなくて、〈私は歌を歌う人なんだ〉という感じが、ライヴをやるごとにどんどん高まっていった感じがしますね。

一方で俺や(石若)駿(ドラムス)や越智(俊介、ベース)は、サポートとかで色んな人達と一緒にやるようになって、〈歌を前に出していくってどういう事なんだろう?〉ってことに関してすごく進化してきている。

もちろんバンドの総体としてのアンサンブルは常に考えているんだけど、その中で〈歌を聴かせる〉っていう事に対しての意識が確実に変わってきているんです。それは俺のディレクションもそうだし、みんなで曲を作る時のアイデアにしてもそう。歌が主体になってきているのを、ライヴをしていても制作をしていても感じますね。CRCK/LCKSには今そういう変化がすごく起きているんですよ」

2019年のシングル“Searchlight”。『Temporary』には〈Album ver.〉が収録されている

 

〈歌を伝えなきゃ〉という意識

――たしかに、メンバーそれぞれの活動も変わっているなと思います。結成当初にやったインタヴューを読み返したら、〈CRCK/LCKS以外に何をやってますか?〉と訊いた時に小西さんは〈ラージ・アンサンブルを主宰しています〉って答えていて。

小西「そうでしたね」

――小西さんはTENDREやCharaさんのサポート、石若さんはくるりのサポートを務めるなど、それぞれの活動の幅も大きく広がりました。そういう事もバンドに影響をあたえているのかなと。

小西「それはすごいありますね。結成当初は〈小田をどう面白く使うか〉みたいな感じだったけど、今は〈小田にどう歌ってもらうか〉みたいな意識のほうが断然あるんですよ。どうやって小田の歌と言葉をお客さんやリスナーに届けるかっていう事をすごく考えていて。バンドを結成した3年前とは脳みその構造が違う感じがしますね」

石若駿

――小田さんはどうですか?

小田「だいぶ変わっていると思う。みんなが変わっているっていうのも感じているし、私もCRCK/LCKSを結成するまでバンドのフロントに立って歌うっていう事自体が無かったから。

ちょっと誤解を招きそうな言い方になってしまうんですが、作曲家視点で見ていると、正直〈なんで歌を歌う人はこんなにわがままなんだろう?〉って思っていたんです(笑)。でも、CRCK/LCKSで初めてヴォーカリストをやってみて、その理由がわかってきたというか」

――わがままになってきた(笑)?

小田「わがままにならざるを得ない部分があるというか。歌が背負っているものを前よりはちょっと理解できたかな?という気がしています。もっと歌を届けたいっていう風に自分でも思うようになりました。

もちろん鍵盤が下手だったらバンドがグルーヴできない。だからそれもすごく大事なんだけど、今は鍵盤を弾く量を減らしてでも歌をちゃんと伝えられなきゃいけないと思うし、〈歌を伝えなきゃ〉って思うと、逆算的に〈いい曲を書かなきゃ〉ってすごく思いますね。

自分が歌っていることに対する責任みたいな……〈責任〉って言うと堅っ苦しいんだけど、これまで何も考えず書いていたものを一つ一つ確認して、納得できるものを歌っていかないと、という気持ちは強くなりました」

小西「最初から小田は歌がうまくて柔軟なイメージがあったんだけど、その柔軟さが最近、深くなってきたなと。色合いの変化っていう二次的なものから、形の変化みたいなもっと三次元的なものになったというか。あと単純に歌がどんどんうまくなっているのも感じるし」

小田「ありがとうございます(笑)」

小西「歌が強くなった感じがするんですよね。バンドに負けなくなってきているというか」

 

聴く人を色んなやり方で肯定したい

――歌の強さ、というところでいうと、多くの楽曲で歌詞を書いている小田さんの中で、CRCK/LCKSの歌詞に込めるメッセージやテーマとはどんなものなんでしょうか?

小田「私はあんまり歌詞をメッセージっていう風には捉えていなくて。メッセージがあったらメッセージで言えばよいと思っているので、わざわざ曲にする必要は無いと思っているんです。

だからメッセージということでまとめることはできないんですけど、小西とアルバムを構想していくなかで、歌詞についての話をした時にもやっぱり〈テンポラリー〉というのが一つの鍵になっていたのかなと」

小西「うん、なってたね。色んな要素はあるんだけど、〈テンポラリー〉って言葉を起点に、〈感情〉や〈状況〉〈現状〉っていうものを歌詞のヒントにしていたよね」

小田「どんな音楽だってそうだと思うんですけど、やっぱり私たちの音楽も聴く人を肯定するものでありたいなということはすごく思っていて。ポジティヴなことを言っていればいいというわけではなくて、色んなやり方で肯定するっていうこと――このアルバムに限らず、私はそれができるといいなぁと思っているんです。

例えば、アルバムの1曲目の“KISS”っていう曲は、すごいわかりやすく肯定している歌なんです。実際、今まで人に言われて嬉しかったことや、励まされた言葉たちを集めて作りました。応援ソング的なものをCRCK/LCKSではやったことが無かったから、そういうものもやりたいなと思って」

『Temporary』収録曲“KISS”

――たしかに。

小田「他の曲の歌詞はそういう色合いではないんですけど、根底に流れているのは“KISS”と同じ気持ち。色々な輝いているものに気づけない、ということは自分でもあったりして、その色々な輝いているものを見ていきたいなっていう気持ちがあるんです。自分自身が輝いていないような気持ちになってしまうこともあるんだけど、自分も輝いているんだっていうことをちゃんとわかっていたいなって。そういう感じはアルバム全体に通底しています」

 

メンバー5人の曲に小田朋美が歌詞を乗せる、という試み

――歌詞も含めて今回のアルバムはこれまでとちょっとムードが違いますよね。いい意味でトゲトゲしくないというか。

小西「柔らかい感じの曲が多いですよね。じつはそこは狙っていないんです。これまでの作品でも、テンションが高い曲があれば、それに対して静かな曲を入れよう、みたいなバランスのとり方はしていたんです。

でも今回は、テンポがめちゃくちゃ速い曲がそんなに無い。そんな中に、さらに落ち着いた曲が2、3曲入っているというバランスになっていて、それはアルバムだから入ったなという感じはすごくありますね。

例えば“春うらら”と“ひかるまち”が両方とも入るのは、フル・アルバムならではな気がします。EPや短めの作品だったら、どっちか片方にした可能性は結構高いと思う」

――“春うらら”はドラムの石若さんが作曲です。

小田「“Christmas Song”(石若の2016年作『Songbook』に収録)はライヴで演奏していたけど、駿の曲がCRCK/LCKSのCDに入るのは初めてですね」

小西「今回は〈テンポラリー〉というコンセプトが決まってきた頃から、メンバーに〈みんな絶対1曲は書いてね〉って話をしていたんです。そうしたら駿はこの曲を書いてきてくれて。まぁ演奏するのがムズいですね(笑)。曲調としては一番ポップなはずなのに、メロディーにもハーモニーにも石若駿節がすごい効いてる。あと“春うらら”と“ひかるまち”は小田が作曲じゃないのに、小田の歌詞がすごいハマったなと思っていて」

――“ひかるまち”はベースの越智さんの作曲ですね。

小西「これはただの名曲ですね」

小田「さっきから自画自賛しかしてないよ(笑)」

小西「だって俺の曲じゃないもん(笑)。越智も前から作曲をしていて、(越智がメンバーだった)カラスは真っ白の時も曲を作っていたんだけど、最近はそんなに表立った楽曲提供はしていなくて。越智の楽曲が世に出ていくのは久しぶりなんじゃないかな」

小田「メンバーみんなが作曲をしているっていうのは、これまでとの大きな違いかもしれないです。前からみんなの曲を聴いてみたいな、作ってみたいなという気持ちがあって、さらにそこに私が歌詞を乗っけるっていうのをやってみたかったんですよ。今回いいタイミングだからということで、みんなから曲を集めた結果、それぞれの色が加わっていったんです。今までと印象が変わったんだとしたら、それも要因だと思いますね」

越智俊介

――なるほど。

小田「歌詞を書く時に曲から受けるインスピレーションも今までとはちょっと違っていて。小西と曲を作ったり、私が歌詞と曲を一緒に作ったりという時は、自分の事を語っているわけではないんですけど、歌詞が自分の中から出ている感じがしてたんです。でもみんなの曲に詞をつける時は、自分のストーリーじゃないところで、ふわっと軽く、いつもと違う気持ちで歌詞を書けたところがあって」

――この2人の楽曲に詞をのせるのは中々難しそうですね。

小田「はい。でも、この2曲に関しては、曲を聴いた時に〈こういう感じかな〉っていうイメージがすごい出てきたんですよね。駿の“春うらら”に関しては、聴いた時に〈この曲はたぶん宇宙人に出会うかな?〉っていうのが最初に浮かんで(笑)」

小西「それもすごいね(笑)」

小田「越智くんの“ひかるまち”の歌詞は、もともと自分が書き溜めていた詞があって、それを手直ししつつ、途中からは越智くんの雰囲気を考えて作りましたね」

小西「この曲は越智の人柄が出てるし、その人柄と小田の歌詞がすごいマッチしていて好きなんですよね。俺は小田が語尾で〈ぜ〉って歌うのが好きです」

小田「曲を聴かせてくれた時に越智くんが、サビに出てくる〈明日旅に出ようぜ〉っていう一言を言ったんですよ。〈そういう感じ〉って。それと自分が考えていた詞の感じがぴったりくるなと思って、そのまま使いました。

冒頭の誰もいない夜明け、にぎやかだった街に誰もいなくなったところを一人で酔っ払って散歩してる、という雰囲気は越智くんぽいかなと思って」

小西「楽しいよね、その時間。俺もめっちゃ好き。でも越智は酒飲まないけどね(笑)」

小田「あ、そうだった(笑)」

小西「だからこれは小田の話だね(笑)」

――そんな風に曲を作っている人と歌詞を書いている人のテイストが混ざっているのがいいんでしょうね。

小西「そうですね。だからこの曲は越智感も小田感もある」

――“La La La (Bird Song)”は小西さんの作詞作曲です。

小西「もともとは歌詞を書くつもりは無くて、インスト曲にするつもりだったんです」

小田「〈ラララ〉のスキャットのはずだったんだよね」

小西「でも、スタジオに入って歌を録音しようかって時にパッと思いついちゃって」

――そんなタイミングで?

小西「そう。小田がウォームアップしてる時にバーっと一気に歌詞を書いて、すぐ歌ってもらった。歌詞の内容自体は前からずっと思っていたことだったから、書き出すのはそんなに難しくなくて」

 

過渡期にあるバンドを作品でもステージでも伝えたい

――CRCK/LCKSといえば、ファースト『CRCK/LCKS』(2016年)について〈全部2日で録りました〉と言っていたのが印象的です。

小西「あれは鬼だったよ。今考えると」

小田「というか、時間をかけるものだってことを1枚目の時はあんまりわかってなかった(笑)」

小西「わかってなかったね(笑)。だから今回のアルバムはすごくしっかり録らせてもらいました。今回は2通り試していて、スタジオで録ったものとみんなが宅録で作った曲が分かれているんです。だからスタジオで録ったのは6曲か7曲ぐらいかな。一個一個丁寧に作っていけましたね」

――レコーディングの方法も以前とは変わっているんですね。

小西「そうですね。特に歌の処理とかは。今回、今までずっとお世話になっているモリタ(セイジ)さんと新しくお願いした奥田(泰次)さんっていうエンジニアの方が2人いて。

今回は曲のイメージを共有していく時に〈じゃあ歌はこういう録り方にしよう〉っていう話をしたんです。全部録り終わった後に考えるんじゃなくて、そこに合うように歌はこう配置して、楽器の配置はこうしよう、こういう風に構築していこう、みたいなところまで録音する段階で狙って録っていけたのが大きいかな。〈歌の雰囲気がこうだからこういう録り方にしよう〉とか〈じゃあこのスタジオにしよう〉とか。そういう部分はすごくこだわって作れましたね。

モリタさんには『Lighter』(2017年)の時からお世話になっているんですが、〈CRCK/LCKSのエッジーでかっこいい音をどれだけ録れるんだろう?〉っていう、レコーディング・スタジオ内での試行錯誤はその時からずっと続いていて。今回はその試行錯誤における技術的な意味での正解が一つ見つかった気がしています」

――今回は特にドラムの音がいいなと思いました。

小西「駿のドラムってやっぱり独特だから、それをどう活かしすのかがエンジニアさんの腕の見せどころだと思っていて。そこはどちらのエンジニアさんも試行錯誤してくれた部分がすごくありますね。だから駿の良さが出つつも歌を食うことがなかった。歌が前にあるんだけど、バンド・メンバーそれぞれが見えてくる録音になったかな」

井上銘

――一方、“病室でハミング”はライヴ音源が収録されています。

小田「あれはレーベル(APOLLO SOUNDS)のイヴェントで君島大空くんと対バンした時の音源なんですけど、君島くんのライヴをメンバーみんなで観ていた時に〈歌はもちろんだけど、ギターめっちゃ良いな!〉ってなって、〈今日の“病室でハミング”は(井上)銘くんのギター・ソロが聴きたいなー〉みたいな話になって(笑)。それでお願いしたらめちゃくちゃ良いソロを弾いてくれたので、それをそのまま収録しました」

小西「意外とCRCK/LCKSのライヴ音源って盤には入っていなかったからね。ボーナス・トラックとしてはいいんじゃないかなって」

2018年作『Double Rift』収録曲“病室でハミング”。『Temporary』にはCD限定トラックとしてライヴ・ヴァージョンが収録されている

――あとは『Temporary』をリリースして、リリース・パーティーをするだけですね。

小西「そう。これからのツアーに向けて、色々と構想は練っているんです。さっき言ったようにある種転換点というか過渡期みたいなものがバンドに訪れているなとすごく思っているので、もちろんそれを作品でも届けたいと思っているし、ステージの上からお客さんに届けたいとも思っています。それについて今アイデアを出し合っているので、それもすごく楽しみ。ツアーで色々と試したいなと」

 


INFORMATION


〈未来ノ和モノ〉第15弾キャンペーン
CRCK/LCKS

1.〈未来ノ和モノ〉コラボ・ポスター掲出
掲出店舗:タワーレコード、TOWERmini全店(全国75店舗)
※TOWERminiもりのみやキューズモール店を除く
掲出期間:10月15日(火)~10月28日(月)

2.〈未来ノ和モノ〉フリーペーパー:TENDRE特集
配布店舗:タワーレコード、TOWERmini全店(全国75店舗)
※TOWERminiもりのみやキューズモール店を除く
配布開始日:10月15日(火)
※先着でお渡し、なくなり次第終了

3. 抽選でCRCK/LCKSメンバー直筆サイン入り〈未来ノ和モノ〉コラボ・ポスターをプレゼント
CRCK/LCKS『Temporary』(APLS-1912)をタワーレコードおよびTOWERmini全店、タワーレコード オンラインにてご購入いただいた方にCRCK/LCKSメンバー直筆サイン入り〈未来ノ和モノ〉コラボ・ポスターが抽選で当たる応募抽選付ポストカードを先着で差し上げます
応募締め切り:11月17日(日)
※PC・スマートフォンからのご応募が必須です
※ご応募にはタワーレコードメンバーズへの登録およびレシート番号の入力が必要です
https://tower.jp/article/feature_item/2019/10/04/0705

 


LIVE INFORMATION

CRCK/LCKS 1stフルアルバム『Temporary』リリースライブ
2019年10月19日(土)東京・渋谷 WWW X
出演:CRCK/LCKS/ラブリーサマーちゃん
開場/開演:17:00/18:00
前売り/当日:3,500円/4,000円
https://eplus.jp/sf/detail/3057040001-P0030001P021001?P1=1221

CRCK/LCKS 1stフルアルバム『Temporary』リリースツアー
2019年10月24日(木)京都 CLUB METRO
出演:CRCK/LCKS/Attractions
開場/開演:18:30/19:30
前売り/当日:3,500円/4,000円
https://eplus.jp/sf/detail/3057060001-P0030001P021001?P1=1221

2019年10月26日(土)岡山 MO:GLA
出演:CRCK/LCKS/さとうもか/君島大空
開場/開演:17:30/18:00
前売り/当日:3,500円/4,000円
https://eplus.jp/sf/detail/3057070001-P0030001P021001?P1=1221

2019年10月27日(日)愛知・名古屋 CLUB UPSET
出演:CRCK/LCKS
開場/開演:17:00/18:00
前売り/当日:3,500円/4,000円
https://eplus.jp/sf/detail/3057090001-P0030001P021001?P1=1221

2019年11月1日(金)大阪・梅田 Zeela
出演:CRCK/LCKS
開場/開演:18:30/19:30
前売り/当日:3,500円/4,000円
https://eplus.jp/sf/detail/3057110001-P0030001P021001?P1=1221

CRCK/LCKS 1stフルアルバム『Temporary』リリースツアーファイナル
2019年12月18日(水)東京・渋谷 TSUTAYA O-EAST
出演:CRCK/LCKS
開場/開演:18:30/19:30
前売り/当日:3,500円/4,000円
https://eplus.jp/sf/detail/2839980001-P0030002P021001?P1=1221