トランシーな4つ打ちから、who28、さらさを迎えたラップ・チューン、ベース・ミュージックを消化した歌モノなどのエレクトロニックなサウンドを展開しながら、スタイルをさらに拡張してみせた2作目。特に、ジャジーなニュアンスのアンサンブルが躍動する“noname”や耽美なドリーム・ポップ“teenage club”のバンド・サウンドが新たなポテンシャルを感じさせる。多様な音を束ねる艶やかなヴォーカルも魅力的だ。