最近はジュークやヴェイパーウェイヴ風味のトラックなどをSoundCloudにアップしたりと、なかなかにユニークな動きをしている韓国のトラックメイカー・MOOD SCHULA。彼が、LAビート・シーン~ストーンズ・スロウ周辺とも共振する2012年のEP『Simo & Mood Schula』(同じく韓国のトラックメイカー・SIMOとの共作)以来となるニュー・シングル“My Fxxxxx”をリリース。このたび同曲のミュージック・ビデオが公開された。
“My Fxxxxx”は、ZION.Tやライナス・ブランケット(韓国のインディー・ポップ・ユニット)らと共演するジャズ・ピアニストのユン・ソクチョルが参加。彼のビル・エヴァンスを思わせる優雅で瀟洒な演奏に、微妙にテンポのズレたトラック(さらにスクリューさせるし)をぶつけて絶妙な違和感を創出させるという、ポップな聴き心地ながらエクスペリメンタルな一曲だ。また、ユン・ソクチョル・トリオ名義で間もなくリリースされるというアルバムに、この曲の別ヴァージョン的な存在である“Someday My Fxxxxx Will Come”が収録されているとのこと。楽しみ!