80年代に活躍したネオ・ファンク/R&Bユニットによる19年ぶりのオリジナル新作。総帥ジェイ・キングに、往時の艶をキープしたサミュエルヴァル・ワトソンの男女リード・シンガーが再結集し、カイリーらに助力を仰いでベイエリア流を打ち出した楽曲は、ラリー・ダンのシンセがたゆたうスロウ・ジャムやチャックDGファンク調の音に乗るアップなど逸品揃い。いまもヌーヴォーであることに驚かされる快作だ。