アロー・ブラックが、2月1日にサンフランシスコで行われたスーパー・ボウル関連イヴェントでのライヴで、新曲“Let The Games Begin”を初お披露目。その時の模様が公開されている。
同曲は、1936年のベルリン・オリンピックで活躍した伝説的な陸上競技選手であるジェシー・オーエンスを題材にした伝記映画「Race」(原題、日本未公開)のサントラとして、先月発表されたナンバー。実際はわからないものの、まさに映画のエンディングでかかりそうな希望に満ち満ちた曲調になっている。おそらく本編の主題ともリンクしたものなのだろうが、アローのブルージーな美声が耳をスッと駆け抜けていく、実に爽やかなナンバーだ。映画「Race」の日本での公開も期待したい!
ストーンズ・スロウでのソロ・デビューを経て2013年にメジャー進出、アヴィーチーとの“Wake Me Up”などを機に、活動の場がどんどん広がっているアロー・ブラック。個人的な話で恐縮だが、2010年作『Good Things』収録の“You Make Me Smile”を聴いた時の衝撃は忘れないし、いまも変わらずその素晴らしい歌声や音楽に魅了され続けている。また、2月26日はなんとゼッドと組んだ新曲が発表されるとのことで、2016年も好調なスタートを切っている様子。今年はアルバムのリリースに期待大だ!