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ゴキゲンなプレイを繰り広げる〈大海賊〉はこんな面々!

 ここでは『海賊盤』に参加している〈大海賊〉のメンバーたちをご紹介。まず、バンドの基礎となっているのが、ギターに加え、本作ではバンジョーもプレイする町田昌弘とベースのTOMOTOMO clubTHE BEACHES)、ドラムのマシータという3人。リズム隊の2人は現在Hermann H. & The Pacemakersのサポートでも共演しているので、安定感のある演奏を聴かせてくれる。そのヘルマンからは岡本洋平がコーラスとギターで参加している他、ウルフは“アドワン”でハンサム・ヴォイスを聴かせ、ナレーター業も行う平床政治は“MAD/MUD”でご機嫌なDJトークを披露。コーラスにはヨースケ@HOMEあずままどかが参加し、ヨースケはヴォイス・パーカッションでも貢献。あずまは“あれやこれや”で主旋律を担当してもいる。さらにはキーボードに高野勲、ギターにTHE YOUTHla la larksなどで活躍する三井律郎も参加と、中村のソロ名義の作品でありながらも、総勢11名の海賊たちが楽しみながら作った一枚であることが伝わってくる。ちなみに、中村いわく「メンバーみんないい年なんで、徹夜とかできなくなってきてて、夜8時がリミット。その代わり集中力がすごくて、『ドラゴンボール』の〈精神と時の部屋〉に入るみたいな感覚で、一発入魂のRECでした」とのこと。もちろん、もう一匹の重要なメンバーの魂もアルバムに参加しているので、最後までお聴き逃しなく!

Hermann H. & The Pacemakersの2014年作『THE NOISE, THE DANCE』収録曲“Welcome Home Heroes”
la la larksの2015年のシングル“ハレルヤ”