Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、8月29日~9月4日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
坂本慎太郎 『できれば愛を』 シュールな感覚と白々しさに覆われたムードが、チャーミングながらも不気味に映る3作目
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2JAZZ
ジェイコブ・コリアー 『In My Room』 クインシーの系譜継ぐ天才、自身の声と楽器の多重録音で制作した初作
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3JAPAN
TWEEDEES 『The Second Time Around』 Cymbals期からのエスプリ効いたポップ・ナンバーに胸躍る新作
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4JAPAN
ふくろうず 『だって、あたしたちエバーグリーン』 シンプルなバンド・サウンド&物憂げなトーン際立った大人な新作
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5R&B / HIP HOP
サフ・ダディ 『Bird Songs』 メイヤー・ホーソーンがゲスト参加、ドイツらしいテクノにソウルフルなジャジー・ビート奏でる新作
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6JAPAN
WONDERVER 『FLASH』 〈日本のパッション・ピット〉も頷ける3人組、中田~トーフに並ぶシンセ・ポップ揃った初作
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7POP / ROCK
LA・サラーミ 『Dancing With Bad Grammar』 ロンドンの男性SSW、独特なミクスチャー感のカントリー・ブルース築いた初作
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8DANCE / ELECTRONICA
ゾンビー 『Ultra』 ブリアル参加、近年のベース・ミュージックの歴史を解釈し直したようなサウンドが◎な新作
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9JAZZ
New Century Jazz Quintet 『アライズ』 次世代ジャズシーン担うミュージシャンが集結した日米ハイブリッド・バンド3作目
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10JAZZ
ネルス・クライン 『Lovers』 ウィルコのギタリスト、ブルーノート・デビュー作は2枚組の一大コンセプトアルバム
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11JAPAN
1983 『golden hour』 平賀さち枝も参加、管楽器やパーカッションの豊かなアンサンブル展開する2作目
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12R&B / HIP HOP
マックスウェル 『blackSUMMERS'night』 気合いと野心がリズミックに蠢く、ヴォーカルの求心力も◎なシリーズ第2部
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13JAZZ
フレッド・ハーシュ・トリオ 『サンデイ・ナイト・アット・ザ・ヴァンガード』 ヴィレッジ・ヴァンガード6日間の公演から最終日を収録!
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14R&B / HIP HOP
ゴードン・チェンバーズ 『Surrender』 レイラ・ハサウェイら参加、オーセンティックで成熟したR&B聴かせる5年ぶり新作
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15POP / ROCK
シャウラ 『Nothing's Real』 マドンナ思わせる先鋭性とキャッチーさのバランスが◎なメジャー初作
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16DANCE / ELECTRONICA
NINA KRAVIZ 『Mr Jones』
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17POP / ROCK
オブ・モントリオール 『Innocent Reaches』 ビートルズの交響曲的音作りにジャックUなどからの影響乗せた新作
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18POP / ROCK
イ・ヨンウォン 『Vancouver』 韓国パンク・シーン牽引するバンドのフロントマン、90s風メロディック中心のソロ作
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19DANCE / ELECTRONICA
ゴンジャスフィ 『Callus』 キュアーのポールが参加、さらにサイケな世界観深めたダークで刺激的&クールネスが貫く新作
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20POP / ROCK
グレイス 『FMA』 クインシーも認める19歳SSW、熱く歯切れ良いヴォーカルや切なげにかすれる歌声も表現豊かな初フル作
今週は、坂本慎太郎のサード・アルバム『できれば愛を』が首位。〈顕微鏡でのぞいたLOVE〉をテーマに制作されたそうですが、簡素なリズムの間を、音程のズレたスティール・ギターや謎の言葉が飛び交う様は、まるで細胞が動いたり形を変えたりしているよう。本文の〈聴後は虚空に取り残されたような気分になる〉との評価も納得の、実に不思議な雰囲気の作品です。
そして、続いて2位にランクインしたのは、ジェイコブ・コリアーの初作『In My Room』。さまざまな楽器をすべてみずから操り、多重録音で作り出された緻密なポップ・ワールドに、個人的にはトクマルシューゴやロイ・ウッドを思い出したり。記事に掲載している“Hajanga”のMVで、その驚愕の手捌きを垣間見ることができます。Mikikiでは今作に合わせたインタヴュー記事も掲載していますので、そちらもチェックしてみてください。
また、今年の〈フジロック〉でのライヴも素晴らしかったウィルコのギタリスト、ネルス・クラインがブルー・ノートからリリースしたソロ作『Lovers』もぜひ聴いてほしい一枚。本文に〈ムード・ミュージックのネルス流新解釈〉とありますが、現代的なトリートメントを施しつつ、ロマンティックかつ優美に仕上げたサウンドがたまらなく魅力的ですよ!