脇目も振らずストレートにガレージ・ロックを奏でたメジャー2発目となるこのアルバムでは、ピクシーズ風のギター・サウンドと古いB級SF映画を意識したそう。シンガロング・パートが増え、楽曲の印象は2014年の前作よりキャッチーになっている。と同時に、もわ~っとしたサイケ度もアップ。〈売れたい!〉なんて気持ちはあんまりないらしく、相変わらずの斜に構えたクソガキぶりが微笑ましくも頼もしい。