4月に発表されたバンド史上最強にヘヴィー・メタルな前作の流れを汲む新作が早くも到着。ホーン系のシンセがいななく“覇道の火よ”や、4分に満たないながらも変拍子と大胆な曲展開で壮大な景色を描いたインスト“黄金郷を夢見て”、全パートの一音一撃がずっしりと響くスロウ・ナンバー“戦場の雨は音もなく”など、攻撃性はありながらも、とりわけ彼らの持つシンフォニックな一面が光る一枚となっている。