9thワンダー率いるジャムラのファースト・レディー、ラプソディが2012年に発表したデビュー作が日本盤仕様で登場。久しぶりに聴き返してみたが、フィメール・ラップ史に残る傑作であると改めて強く感じている次第。プロデューサー陣と共に紡ぎ出していく柔靭でいて潤いに満ちたブラックネスは、往年のローリン・ヒルにも迫る気高さがあるだろう。アブ・ソウルマック・ミラークール・キッズなど、ゲストも充実。