名門ファット・ポッサムが太鼓判を押す若き4人組、ディストリクツ。60s~70sブルース/カントリー・ロックへの愛を、初期衝動たっぷりに今様のガレージ感覚で吐露したこのデビュー作を聴いて、同レーベルから羽ばたいていった初期ブラック・キーズの姿を浮かべる人は少なくないはずだ。セイント・ヴィンセントを手掛けるジョン・コングルトンの、モダンなプロデュース力も流石。完璧な走り出しじゃないか!