京都発、今年の〈音博〉のプレ・イヴェントにも出演した現役大学生5人組による2作目。小池桂一が描いたジャケや表題から想像できる通り、どこに帰結するのかわからないサイケ感が全曲を貫いているものの、中心にあるのはフォーキーな歌心。ジャズやカントリー、レゲエ~ダブといった土の匂いのするアレンジと、地に足が着いていないのほほんとした言葉の折衷ぶりも独特で、そこはかとないモンド感がなんだかツボです。