カナダはモントリオールに住む男女シンセ・ポップ・トリオが放った2枚目のフル・アルバム。エールセバスチャン・テリエに通じるフレンチ・エレクトロっぽい雰囲気を纏いながら、“La Fuite De Barbara”ではリンドストロムら北欧ディスコ勢ともコネクトし、ジャスティスの最新作『Woman』みたいなバランス感覚に驚かされる。ベトナム系の血を引くロランス嬢の仏語ヴォーカルも気持ち良く、鬼リピ不可避の一枚だ。