「キネマ旬報」2012年8月下旬号から現在も隔月で連載中の細野晴臣の映画エッセイが待望の書籍化! 細野の幼少期の映画体験や偏愛するイタリア映画、現代の新作映画、またそれらの映画と音楽について、力みのない軽いタッチで綴られる。軽さを軽さとしてさらりと読ませてしまうのは芸という以外にないが、中でも苦手なのに大好きというホラー映画にまつわる話(トビー・フーパーやダリオ・アルジェント! ポランスキーから果てはマンソン・ファミリーの話まで!)や、「エイリアン」や「ダークシティ」といったSF映画についてのエッセイが最高!