チェリストのジャン=ギアン・ケラスと、ピアニストのアレクサンドル・タローという気心知れた2人ならではの絶妙・絶品のアンコール・ピース集が登場。肩ひじ張らない感じというか、自由な雰囲気の中、阿吽の呼吸で演奏。チェロのオリジナル曲から編曲もの、そして有名曲から知られざる楽曲まで、魅力あふれる作品が詰め込まれています。ハンガリーの作曲家ヴェチェイの“悲しきワルツ”の締め付けられるようなこぶしの効いた悲哀のメロディは新しい発見でした。活き活きとしたクライスラーの“愛の喜び”に、歌うように奏でるプーランクの“愛の小径”などさすがの演奏ばかり! 2人が紡ぐ名曲“白鳥”は感動的!