マルセイユのレゲエ・バンド、マッシリア・サウンド・システムのメンバーによるユニットが放った本作は、1930年代のオペレッタにオマージュを捧げたもの。バンジョーの音色が引っ張るアコースティック・スウィングなアレンジ上で、味わい深いシャガレ声が人懐っこいメロディーをなぞる――大衆酒場が似合う部分も含め、〈南仏のポーグス〉と呼んでみたいトラディショナルな酔いどれダンス音楽です!