タキシードとしても順調に活動を続けるレトロ・モダンな人気シンガーによる約3年ぶりのソロ作。ヒップホップ的なディグ感覚でソウルやAORなどを懐古しながら甘い優男ヴォイスで歌うスタイルは従来通りで、表題曲などでのスウィート・ソウルのサイケな解釈も彼らしい。ジェシー・ボイキンズ3世がペンを交えたミディアム・ファンクやスウェイビート風のアップも上々だ。