ブライアン・アダムス新作での仕事ぶりも素晴らしかったジェフ・リンが、14年ぶりにELOとしてのオリジナル・アルバムを発表。ビートルズ(というかポール)直系のメロディーと人間味溢れる優しいヴォーカルに、ブランクは一切感じられない。その歌をじっくり聴かせる狙いなのか、アレンジはシンプルにまとめられ、過去の名盤とはひと味違う仕上がりだ。随所で聴ける旧友ジョージ・ハリスン風のギター・ソロが泣ける!