彼がこんなにも陽気な一面を見せるとは! スウェーデン出身のイェンス・レークマンと言えば、悲しい恋模様をしっぽり表現するシンガー・ソングライター……というイメージが強かったため、この4作目での吹っ切れたようなキャッチーさには驚いた。カリプソやサンバのリズムも採り入れたディスコ・サウンドに、自慢のクルーナー・ヴォイスを躍らせ、聴く者のダンス欲を掻き立てる。トレイシー・ソーンがゲスト参加。