パワフルな歌声とマルチ楽器を操る米国のシンガー・ソングライターによる約4年半ぶりのセカンド・アルバム。アラバマ・シェイクス時代からのエンジニア、ショーン・エヴェレットと共同プロデュース。レニクラを彷彿とさせるカッコ良すぎるタイトル曲をはじめ、ロック、ファンク、ソウル、ジャズ、ブルース、サイケデリアから、はたまたエレクトロニック・ハウスまで、ジャンルの壁を越えて創造性を惜しみなく発揮している。自身も認めるプリンスの影響もそこここに窺えるが、サウンド面のみならず精神性や理想郷の世界観においても殿下の意思を受け継いでいるのは、ジャケからも一目瞭然だ。