間もなく84歳を迎えるウィリーから半年のスパンで新作が到着した。近年はガーシュインやレイ・プライスのカヴァー集が続いていたが、今回はすべて書き下ろし。自身の死亡説が流れたことを受けての“Still Not Dead”やトランプ政権を皮肉ったナンバーほか、彼らしい毒気とユーモアが詰まったロッキンなカントリーを聴かせてくれる。なかでもレオン・ラッセル最期の録音と思われる表題曲のデュエットがダーティーでヤバイ