飛んで火に入る夏のスクービー、眩い陽射しが降り注ぐビューティフル・デイズに映えそうな楽曲が満載の通算14作目。変拍子をビシバシ繰り出す“真っ赤なノンフィクション”や切れ味鋭いギター・カッティングが冴える表題曲のほか、どこを切っても息もつかせぬほどの全速力で突っ走る彼らが見える。何かが吹っ切れたような開放感溢れる演奏が充実した現状を伝え、昨日よりもずっと若く見えるところが頼もしい。