Lampがニューアルバム『一夜のペーソス』を2023年10月10日（火）にリリースする。

染谷大陽、永井祐介、榊原香保里の3人からなるバンド、Lamp。彼らが新作『一夜のペーソス』をリリースすることを、Lampおよび染谷のXで発表した。『一夜のペーソス』は、まずデジタル配信で発表され、時期は未定だが今後レコードやCDでもリリースされるという。

9月11日、Xに〈one month left〉という意味深なポストがされ、それが以前から制作中であることが明言されていた新作のリリースを予告するものなのではないか、とファンの間で期待が高まっていたところだった。

Lampは、8作目のアルバム『彼女の時計』を2018年5月に発表している。『一夜のペーソス』は、それ以来5年ぶりの新作になる。

その間バンドは、7インチシングル『旅人／夢の国』、ザ・ビリンダ・ブッチャーズ（The Bilinda Butchers）とのスプリットシングル『ブルー／Girlfriend』（いずれも2018年）、映像作品「“A Distant Shore” Asia Tour 2018」と「Live in 東京キネマ倶楽部」（いずれも2019年）などを発表。染谷は、ウワノソラの角谷博栄と共同でNegiccoのKaedeのミニアルバム『秋の惑星、ハートはナイトブルー。』（2020年）をプロデュースしている。さらに今年6月には、初期の名盤『そよ風アパートメント201』（2003年）と『恋人へ』（2004年）が紙ジャケット仕様で再発された。

Lampは、2010年代後半から掲示板やストリーミングサービス、TikTokなどを介して海外での人気が徐々に高まっていき、Peterによるブログ〈仁義なき音楽巡り〉の〈Lampはどのように海外で人気になったか〉という記事でその過程が分析・検証され、話題になったことは記憶に新しい。

そんな中でリリースされる待望の新作『一夜のペーソス』。国内外のLampファンは、早くも盛り上がっているようだ。アルバムの詳細の発表やリリースが待ち遠しい。

 

RELEASE INFORMATION

Lamp 『一夜のペーソス』 Botanical House（2023）

邦楽 邦楽ポップ／ロック

リリース日：2023年10月10日（火）