yukifurukawaがEP『Perish Song』をリリース　リズムマシン使いが冴えるボッサ・ナンバーなど全2曲

yukifurukawaが、2021年8月6日（金）に新作EP『Perish Song』をBandcampにてリリースする。

古川悠木、サラダ（サラダマイカル富岡製糸場グループ）、コルネリ（Maher Shalal Hash Baz／のっぽのグーニー Bad medicines）、森田哲朗、久間木達朗の5人により2019年に結成されたバンド、yukifurukawa。古川、サラダ、コルネリの持ち寄った曲を合奏するというコンセプトで活動し、2020年4月1日にはデビュー・アルバム『金貨』をHEADZよりリリースした。

Perish Song by yukifurukawa

そんなyukifurukawaがこの度新たにリリースするEP『Perish Song』は2曲入り。まず表題曲“Perish Song”は、サラダと古川が作曲、コルネリが作詞、古川が編曲を担当した共作曲だ。ボサノヴァを基調に、電子的なリズムマシンと多層的なオーヴァーダブで軽快なビート感を演出した、yukifurukawaの新境地とも言うべき一曲となっている。加えて奥行きのあるサウンドメイクが特徴的で、無邪気に見えつつ示唆に富んだ歌詞世界が、浮遊感のある音像と相まって絶妙な心地よさを醸している。そして2曲目は、アルバム『金貨』の世界観の延長線上にある楽曲と言える“Mt. Kilimanjaro”。古川が作詞・作曲を手掛けた、無為な空気感を纏っている小作品だ。この曲には佐藤慧（Hei Tanaka／ジョンのサン）がテナー・サックスで参加している。

またEP全体の世界観を鮮やかに伝える、画家の森ひなたによる描き下ろしのアートワークも必見だ。さらに本作のリリースに合わせ、『金貨』のBandcampでのリリースも決まり、その収録曲である“遡行不良”のミュージック・ビデオが公開された。なお“Perish Song”のミュージック・ビデオも、近日公開予定とのこと。